本書の内容
この英語、受験勉強では身につかない!
オノマトペ(仏語、擬声語・擬音語)が多いと言われる日本語だけど、それを英語で言うとどうなる……? 『難訳・和英口語辞典』『難訳・和英「語感」辞典』『難訳・和英ビジネス語辞典』に続くシリーズ第4作目のテーマは「オノマトペ」。受験勉強では絶対に身につかない、ネイティブ相手に渡り合える「斬れる」英語表現が盛りだくさんです。オノマトペだけでなく、日本語独特の表現や大阪弁なども含め、300以上の英語をご紹介。
また、「イギリス英語の『ほどほど』感覚」「オノマトペだけで物語ができる」「一日の映画道場」など、言葉の妙から実践的な英語学習法などに関するコラムも多数収録。
※五十音索引付き
【掲載表現例】
●「あーん」”(Open your) mouth wide open.”●「あかん」”non-negotiable”●「きびきびしろ」”Move it.”●「しっくり」”comfortable (with)”●「どんぴしゃ(その通り)」”There you go!”●「のほほん」”nonchalance”●「ぴーんとくる」”Ring a bell?”●「ぷんぷんにおう」”It stinks.”●「めきめき」”improve remarkably”●「むっちり」”plump”
目 次
著者プロフィール
松本道弘
(まつもと・みちひろ)
1940年、大阪府に生まれる。国際ディベート協会会長。関西学院大学を卒業し、日商岩井、アメリカ大使館同時通訳者、日興証券(国際業務役員秘書)、NHK教育テレビ上級英会話番組「STEPⅡ」講師などを経る。世界初の英語による異文化コミュニケーション検定「ICEE」を開発。日本にディベートを広めたことでも知られる。インターネットテレビ「NONES CHANNEL」で「GLOBAL INSIDE」に出演。英語道の私塾「紘道館」館長。
著書には『最新日米口語辞典』(共編、朝日出版社)、『速読の英語』『超訳 武士道』(以上、プレジデント社)、『中国人、韓国人、アメリカ人の言い分を論破する法』(講談社)、『難訳・和英口語辞典』『難訳・和英「語感」辞典』『難訳・和英ビジネス語辞典』『アメリカ大使館 神といわれた同時通訳者』(以上、さくら舎)など170冊近くがある。
担当より一言
英語に訳すとオノマトペではなく普通の文章になるものもあり、一方で対応する英語のオノマトペがあるものもあり、目からウロコの連続です。対応するオノマトペのなかでも日本語と似たような音のものがあったり、まったくちがうものがあったりと、言葉を通して文化・生活や感覚の共通点や相違点も感じられる、深ーい1冊です。