本書の内容
今やっているトレーニング法、すぐ改善を!
テレビや雑誌、SNSで情報が手に入るようになった昨今、多くの人が気軽にスクワットなどの運動やストレッチ、フィットネス、エクササイズなどに挑戦できるようになりました。一方、見よう見まねで始めるため、体を痛めたり、ひどい場合には骨折したりするという、本末転倒なケースが増えています。
本書では、ラジオ体操やスクワット、ヨガなどの手軽にできる運動から、マシンを使って行うトレーニング、またゴルフやテニスなど実際のスポーツや、生活習慣をピックアップし、それらの関節を痛める点を提示。皮膚体操をはじめとする改善法や代わりの運動、ウォーミングアップとして体の歪みをとる方法などを、125点のイラスト付きで示します。
*本書で紹介するカラダを痛める運動・生活習慣*
ラジオ体操/ジョギング・ランニング/ヨガ/ピラティス/スクワット/プランク/デッドリフト/ベンチプレス/フィットネスバイク/ラットプルダウン/ゴルフ/テニス/野球/ラグビー・サッカー/バレーボール・バドミントン/長時間のデスクワーク/重いものを持ち上げる/リュックを背負う/寝る姿勢 ほか
目 次
第1章:体が柔らかすぎても関節は壊れる
第2章:関節は運動で壊れる
第3章:関節はこんな形で機能している
第4章:体が変わる! 関節・皮膚体操
第5章:関節が壊れる生活・運動習慣とその対策
第6章:関節を壊すやってはいけないトレーニング法とその対策
著者プロフィール
宮田トオル
(みやた・とおる)
1966年、東京都に生まれる。
「プチ筋ダイエット」考案者。「もどし体操」考案者。整形外科、内科、リハビリテーションセンターなど常に医療の最前線で運動療法を指導。心のこもった熱い指導には定評がある。また、度々渡米して最新のコンディショニング法をアレンジして日本に導入。2005年 その集大成となる「もどし体操」を発表。2006年「もどし体操友の会」を結成。‟医療に頼らない体”作りを実践し大きな成果をあげている。
著書には『皮膚を動かせば健康になる』『「もどし運動」で疲れないカラダをつくる』(以上、草思社)、『スコアアップの極意』(創英社/三省堂)などがある。
担当より一言
運動の前にはいわゆる「ストレッチ」をすると逆効果のこともある、など、いままでよかれと思ってやっていたことが、じつは体には悪いことなのかも⁉ 正しいやり方をしてこそ効果のある運動になるので、健康のために運動しなくては! と張り切って始める前に、ぜひ読んで頂きたい1冊です。