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健康・医学

胃がん・大腸がんを治す、防ぐ!

最先端医療が命を守る

近藤慎太郎:著

定 価:1,400円+税

発売日:2019年7月2日

頁 数:208ページ

判 型:四六判/並製

ISBN:978-4-86581-205-3

本書の内容

正しく知ってさえいれば、命は助かる!

日本人は、2人に1人はがんに罹ると言われています。「がん=死」と考えがちですが、がんのなかでも罹患数(がんになる人の数)の高い胃がん・大腸がん(男女とも胃がん・大腸がんは上位3位以内に入る)は、早期に発見すれば治るがんです。また、生活習慣を見直したりすることで、がんになるリスクを下げることもできます。それにも関わらず、胃がんと大腸がん合わせて10万人が亡くなっています。
そこで本書では、年間2000件の内視鏡検査・治療を手掛ける医師が、胃がん・大腸がんを早期に発見し治す方法、検診や治療法についての不安や疑問点を、Q&A方式でやさしく解説しています。検診には盲点もあり、ポイントを押さえておくことが重要です。
「自覚症状がでたときは、もう治ることは難しいですか?」「がんは遺伝しますか?」「がんの自然治癒はありますか?」など、数々の素朴な質問に真摯に答えます。
胃がん・大腸がんについての正しい知識を身につけて、自分や家族の大切な命を守るために、ぜひ手元に置いておきたい1冊です。

目 次

第1章 胃がんを治す、防ぐ! 
第2章 大腸がんを治す、防ぐ! 
第3章 がんとはどう向き合えばいいのか

著者プロフィール

近藤慎太郎

(こんどう・しんたろう)
1972年、東京都に生まれる。
医学博士。北海道大学医学部、東京大学医学部大学院卒業。
日赤医療センター、東京大学医学部附属病院、山王メディカルセンター内視鏡室長、クリントエグゼクリニック院長などを歴任し、現在は近藤しんたろうクリニック院長。
消化器の専門医として、これまで数多くのがん患者を診療。年間2000件以上の内視鏡検査・治療を手掛ける。
特技はマンガを描くことで、マンガやイラストを使い、正しい医療情報をわかりやすく伝えることをモットーとしている。
日本内科学会認定医、日本消化器内視鏡学会指導医、日本人間ドック学会専門医、日本医師会認定産業医などの資格を有する。
著書には『がんで助かる人、助からない人』(旬報社)、『日本一まっとうながん検診の受け
方、使い方』(日経BP社)がある。
ブログは「医療のX丁目Y番地」(http://blog.medicalxandy.com)。

担当より一言

年間10万人もの人が命を落としている胃がん・大腸がんは、正しい知識と予防法を知っていれば治せる、防げるがんです。ただし、検査には見落としもありますから、ポイントを知っておく必要があります。
自分や家族、大切な人の命を守るため、ぜひこの本を読んで備えてみてはどうでしょうか。