
本書の内容
1日1回、誰でもできる知的な生活術!
年齢とともに言葉が思い出せなくなり、語彙が減ってきます。「ほら、あれだよ、あれ」が増えていく定年退職後の生活に歯止めをかけるには、書くのがいちばん! 書いたものは忘れません。書けば覚えていられるのです。
①「メモる」=1日1行、何でも書きたいことを書く。②「言い換える」=見聞きした文章を別の言葉で書く・話す。③「要約する」=新聞や本の文章を要約して書く。
ボケ防止、そして楽しみのための知的な生活術。1日1回の手軽な言葉習慣をはじめましょう! 読んで面白い、例題&解答例つき。
目 次
第1章 「メモる」言葉習慣をはじめる
第2章 「言い換える」言葉習慣を楽しむ
第3章 「作文ゲーム」で言葉習慣を呼び戻す
第4章 「要約する」言葉習慣を高める
第5章 「要約レッスン」で言葉習慣を完成させる
著者プロフィール
樋口裕一
(ひぐち・ゆういち)
1951年、大分県に生まれる。早稲田大学第一文学部卒業後、立教大学大学院博士課程満期退学。フランス文学、アフリカ文学の翻訳家として活動するかたわら、受験小論文指導の第一人者として活躍。多摩大学名誉教授、東進ハイスクール客員講師。通信添削による作文・小論文の専門塾「白藍塾」塾長。
著書には250万部の大ベストセラーとなった『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP新書)をはじめ、『65歳 何もしない勇気』(幻冬舎)、『読んだつもりで終わらせない名著の読書術』(KADOKAWA)、『頭のいい人は「答え方」で得をする』(だいわ文庫)などがある。
担当より一言
解答例の解説部分では、言葉のプロである著者が、「書く」という行為をわかりやすく説明してくれます。文意の読み取り方、言葉の選び方、ポイントの押さえ方など、なにげない一文を書くのもなるほど知的な作業をおこなっているのだなと面白く再確認できます。