本書の内容
四六時中ことばと格闘している校閲最前線から!
朝日新聞朝刊で2015年4月から好評連載中の「ことばの広場――校閲センターから」。第一線の校閲記者たちが繰り広げる「ことば」との格闘が一冊に。ことばづかい、読み方・書き方、字源・語源、若者ことばから死語のはなしまで、縦横無尽に展開。
たとえば、「入籍=結婚ではない?」「『希望を与える』は失礼?」「食用昆虫は生産? 養殖?」「ダブルを表す『W』は正しい?」「『転嫁』、なぜ嫁を転がす?」「明るい所でも『暗殺』?」「野球用語、日米の違い」「『やばい』でどこまで通じるか」……などなど。
「語彙」ブームに一石を投じる本!
目 次
1 覚え違いしていませんか? ことばづかいの死角
2 どう書く? どう読む? 迷ってしまうことば対策
3 ほんとうの意味は? 字源・語源がおもしろい
4 進化、それとも突然変異? 激動することばたち
5 さらに磨きたい! 日本語感覚
著者プロフィール
朝日新聞校閲センター
(あさひしんぶんこうえつせんたー)
朝日新聞東京本社校閲センターは、朝日新聞社発足時の校正係から校閲部を経て、2006年から校閲センター。20代から60代まで社員60人(うち女性14人)。誤字やことばの誤用、紙面体裁、表記の統一、人権や差別問題に注意して、朝日新聞の朝刊、夕刊の紙面点検、朝日新聞デジタルの記事点検をしている。ほかに、紙面やデジタルでのことばに関するコラムの発信や社内研修も。大阪本社校閲センターは社員24人(うち女性8人)。
担当より一言
読みだしたら、やめられない! 「ヘェ―!」「エッ?」の連発。これなら時間泥棒されても、納得のおもしろさです。