本書の内容
笑えて「生きる」のが楽しくなる本!
「週刊新潮」で40年ちかくジョーク欄を担当してきた著者が、これまで蓄積してきたジョークの中から、紳士淑女御用達の選りすぐり、絶品ジョークをいっきに書き下ろす!
●ドクターが患者に質問した。「あなたがベッドに臥せっているとき、奥さんは本など読んでくれますか?」「ええ、生命保険の契約書なんかを、ね」
●ダイエットには日本食がいい。ただし、食べるときには箸を一本だけ使うことだ。
●「ねえ、結婚するという動詞の未来形はなんだっけ?」「離婚(ディヴォース)でしょ」
●不思議なことがある。誰もが天国はすばらしいところだと知っているのに、誰もが死にたがらない。――などなど。
目 次
1 快楽
2 偉い人
3 はだかの真実
4 苦い空気
5 身体狂
6 こころの迷子
7 消えた楽園
著者プロフィール
井坂清
1932年、高知県に生まれる。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程を修了。翻訳家。学生時代から諸外国の新聞、雑誌を購読し、興味深い記事を紹介してきた。なかでも「週刊新潮」の最後のページ(ジョーク欄)を40年近く担当。同誌の「西洋新聞閲覧」も十数年担当した。また「週刊文春」「ハヤカワミステリマガジン」などでも欧米のジョークにかかわるページや海外の話題を紹介してきた。
訳書には『レッド・オクトーバーを追え』(トム・クランシー 文春文庫)、『死ぬには遅すぎる』(クリストファー・ムーア 講談社文庫)、『死にゆくものへの祈り』(ジャック・ヒギンズ ハヤカワ文庫NV)、『マインドハンター』(ジョン・ダグラス他 ハヤカワ文庫NF)、『ケネディのウィット』(ビル・アドラー 扶桑社)などがある。
担当より一言
男女のすれ違い、夫婦の断層、人間関係の機微などをめぐる名句・迷句・禁句のオンパレード。心の引き出しにしまっておくと役に立ちそうなジョーク多数!