本書の内容
一流アスリートの「やり遂げる力」を手に入れる方法!
- 卓球の福原選手、テニスのクルム伊達選手など、数多くのアスリートたちを成功へと導いた名トレーナーのモチベーションテクニック!
「やってみたけど、失敗して、やめてしまったことがある」
一度や二度でなく、誰もがそういうことを経験し、繰り返してきたことがわかります。
この事実が何を意味しているかというと、自分が途中でやめてしまったこと、挫折してしまったこと、怠けてしまったことを、いけないことだと思ってしまうことが、次のステップに上がれない大きな要因になっているのではないか、ということです。
これまでにどんなに大きな成功を手にした人でも、誰もが同じようなことを経験しているのです。(「はじめに」より抜粋)
目 次
第1章 | 「はじめる技術」が一流と二流を分ける |
・トップアスリートは目標設定の仕方が違う ・人間が潜在的にもつ願望・欲望は100個以上ある ・力を最大限に発揮させる秘訣「セルフエフィカシー」 etc. |
|
第2章 | 人間はみな「サボる」生き物である |
・サボってしまう……その理由は「逆戻り」の法則にあった ・「ゼロか、イチか」ではなく「中間の0・5」をつくる ・行き詰まったときは「解説者」になってみる etc. |
|
第3章 | 「続ける技術」とはイメージ力と計画力 |
・なりたい自分を具体的に100個イメージする ・モチベーションシートで「動因」を確実に手に入れる ・「フィフティ・フィフティの原則」で計画力を強くする etc. |
|
第4章 | ランニング、ストレッチで始める 「続ける習慣」のつくり方 |
・何ごとも「腹八分目」で余力を残しておく ・ランニングが長続きする計画の立て方 ・「内発的動機づけ」で取り組める人は最強である etc. |
|
第5章 | 最後まで確実にやり遂げるコツ |
・失敗は「切り捨て・切り替え」スランプから抜け出す方法 ・「集中力」はリセットするごとに高まる ・続けるだけで、自分が変わっていく etc. |
著者プロフィール
中野ジェームズ修一
-
(なかの・じぇーむず・しゅういち)
- フィジカルトレーナー、フィットネスモチベータ―®。米国スポーツ医学会認定ヘルスフィットネススペシャリスト、日本健康心理学会認定健康心理士。1971年生まれ。「やる気が起きて継続できる」という独自の運動指導法であるモチベーションテクニックは、2012年ロンドンオリンピックの卓球女子団体で銀メダルを獲得した福原愛選手や、11年半のブランクを経て見事に復活を果たしたクルム伊達公子選手などトップアスリートをはじめ、プロアマ問わず多くの人たちから絶大な信頼を得ている。フィジカルトレーニングにモチベーション理論を導入した日本初のスポーツトレーナーとして知られる。早稲田大学エクステンションセンター講師、アディダス契約アドバイザリーのほか、「やる気」に関する講演活動も全国で多数行っている。「Tarzan」(マガジンハウス)、「FRaU」(講談社)などでのエクササイズ特集の監修は過去400冊を超える。
主な著書に、ベストセラー『きょうのストレッチ』(ポプラ社)、『体が若返る10の生活習慣』(ソフトバンク新書)、監修書には、ベストセラー『バランスボールエクササイズ』(成美堂出版)、『SHIHOトレ』(マガジンハウス)などがある。
有限会社 スポーツモチベーション
http://sport-motivation.com
一般社団法人 モチベーションアカデミー
http://motivation-academy.com
担当より一言
「続ける力」はスポーツ選手のような強靱な意志がなければ得られないものだと思っていましたが、ちょっとしたテクニック次第で誰でも手に入れられるものなんだということは新しい発見でした。何かを始めたいという人は、少なからず今の自分を変えたいと思っている人だと思います。ぜひ「続けるだけで、自分が変わっていく」ことを実感してください。