
本書の内容
読んでびっくり、なるほど、面白いの連続!
- 日中で35年間、語学教育に携わってきた著者の日本人と中国人の違い、思い込みなどの指摘は他にない話ばかり。◎なぜ、中国人はいつも先を争うのか ◎金銭の借用書は交わさない中国人 ◎ルールを守る日本人、こんなもんだの中国人 ◎日本人は「おにぎり」的、中国人は「チャーハン」的 ◎ありえないほど大きな声を出す中国式学習法 ◎中国人は生きている間は「人間」、死んだら「鬼」 ◎家に仏壇を置く日本人、まったく理解できない中国人.etc.
目 次
第一章 | 中国人の謎 |
第二章 | なぜ、こんなに違うのか |
第三章 | 認め合えるか、認め合えないか |
第四章 | 人生観・死生観の問 |
著者プロフィール
李景芳
(り・けいほう)
1956年、中国広西壮族自治区に生まれる。中学教師を経て、文化大革命後、最初の全国大学入試試験で広州外国語学院(現・広東外語外貿大学)日本語学科に入学。卒業後、広西大学助教になる。1983年、来日し、帰国後、准教授となる。1994年に再来日。追手門学院大学大学院を修了。日本人と結婚し、追手門学院大学、滋賀短期大学、大阪府茨木市生涯学習センターなどで語学教育を担当、多くの翻訳、通訳にも携わる。著訳書には、『わかりやすい中国語 初級』(晃洋書房)、『心の画巻』『クレヨン王国(共訳)』(以上、中国広西接力出版社)、日本語の著書には『中国人を理解する30の「ツボ」』『日本人と中国人 永遠のミゾ』(以上、講談社+α新書』などがある。
担当より一言
日本に大量に押し寄せる中国人観光客、身近な存在になった中国人だが、姿かたちが似ていても、他の外国人にない違和感の覚える日本人は多い。本書はその辺のところをに日常的レベルから解き明かしている。