本書の内容
ねこ×俳句×コミックのかわいいコラボ!
- ピース又吉絶賛!!
「夢中で読みました!こんな愛らしい猫が存在するのですね」
四季折々のねこたちの姿を描いた「ねこ俳句」を題材に、気鋭の俳人と人気コミック作家がコラボ!! 江戸時代の俳句「猫の子に嗅れてゐるや蝸牛」(椎本才麿)から現代の俳句「黒猫にアリバイのなき夜長かな」(矢野玲奈)まで、かわいく、面白く、ほっこり癒されるねこ俳句88句を一堂に集めました。ねこたちの四季の情景がいきいきと浮かび上がる俳句=和の世界が、文章とコミックで二度楽しめる! ねこ好きの人にも、和もの好きの人にもおすすめです!
目 次
スリツパを越えかねてゐる仔猫かな(高浜虚子) |
叱られて目をつぶる猫春隣(久畑万太郎) |
掃除機の音に猫はね年詰る(石田榮子) |
新涼や猫を撫でつつ海の風(堀本裕樹) |
初さんまやや小さきを猫の分(薄井安子) |
掌にのせて子猫の品定め(松本恵子) |
など全88句を文章とコミックで! |
著者プロフィール
堀本裕樹
(ほりもと・ゆうき)
1974年、和歌山県に生まれる。國學院大学卒。俳人。「NHK俳句」選者。東京経済大学非常勤講師。第2回北斗賞、第36回俳人協会新人賞などを受賞。「いるか句会」「たんぽぽ句会」主宰。創作のかたわら、俳句の豊かさや楽しさを広く伝える活動を行う。著書には『十七音の海』(カンゼン)、『富士百句で俳句入門』(ちくまプリマー新書)、『いるか句会へようこそ!』(駿河台出版社)、『芸人と俳人』(又吉直樹との共著、集英社)、句集『熊野曼陀羅』(文學の森)がある
ねこまき(ミューズワーク)
2002年より、ディスプレイ会社を退職し独立。現在は、名古屋を拠点としながらイラストレーターとして活動中。コミックエッセイをはじめ、犬猫のゆるキャラ漫画、広告イラスト、アニメなども手掛けている。著書には、『まめねこ』1~7巻、『ぬり絵コミック まめねこ』『ねこのほそみち』(以上、さくら舎)、『ねことじいちゃん』1~3巻(メディアファクトリー)、『ずぅねこ』1~2巻(富士見書房)、『マンガでわかる猫の気持ち』(大泉書店)、『しばおっちゃん』(実業之日本社)などがある。
担当より一言
どこから読んでも面白い! どこから読んでも楽しめる! ねこたちのかわいい日常に胸がキュンキュンしっぱなしの一冊です!