本書の内容
自分のカラダを知ると、若く、美しくなる!
- 近年の研究によって、「見た目の若さ」と「体内の若さ=健康」には関係があり、元気で長生きするためには、若々しくキレイでいることが重要だとわかってきました。この「見た目」には、老化の原因物質AGEが大きくかかわっていることがわかってきました。AGEを増やさないためには、血糖値があがりにくい食べ方をすることです。また、女性ホルモンも大きく関係しています。
女性ホルモンは、女性にとって「美の女神」であり、「心身の守護神」でもあります。肌をきれいにしたり、骨や血管を強くする、悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やして脂質代謝を改善する、筋力の低下を防ぐなどの作用も女性ホルモンの影響です。その一方で、月経前後のカラダの不調(PMS)、子宮内膜症や子宮筋腫などの婦人科系の病気も、女性ホルモンの影響により起きることです。
本書では、女性医療の分野で日本をリードしている第一人者である太田博明先生が、女性の体に関する基礎知識から、見た目から若くなるための最新情報も解説。カラダの変調との上手な付き合い方を学んで、美しく輝く人生を送るための一助となる一冊です。
目 次
第1章 | 見た目が若い女性は、カラダも健康で美しい |
第2章 | 見た目のキレイを目指すことで、体内も若くなる |
第3章 | 女性のカラダの一生とセルフケア |
第4章 | カラダの変調との上手な付き合い方 |
著者プロフィール
太田博明
(おおた・ひろあき)
女性医療の分野で、日本をリードしている第一人者。
1944年、東京都に生まれる。1970年、慶應義塾大学医学部を卒業し、1977年に慶應義塾大学医学博士を取得。1980年米国ラ・ホーヤ癌研究所に留学、1995年に慶應義塾大学医学部助教授となる。2000年に東京女子医科大学産婦人科主任教授。2010年より、国際医療福祉大学臨床医学研究センター教授、山王メディカルセンター女性医療センター長となる。日本骨粗鬆症学会理事長、日本抗加齢医学会理事を務め、2015年に日本骨粗鬆症学会賞受賞。
複数の専門医の資格を有し、女性の全人的な医療を心がける臨床医。病気にかかる前から検診を受ける、などの予防医療の重要性を説き、女性の生涯にわたるウェルエイジングのための医療を実践している。
著書には『骨は若返る!』(さくら舎)、編著書には『ウェルエイジングのための女性医療』『女性医療のすべて』(メディカルレビュー社)、などがある。NHKの「きわめびと」「ガッテン!」「あさイチ」など、多数に出演。
担当より一言
女性の生き方の選択肢が多様化してきていますが、精神的・肉体的負担の増加により心身に不調をきたしている女性も少なくないと思います。
本書は、女性特有の心身の変化や症状・病気に関する正しい基礎知識から、見た目も体内も若くなる方法を満載しています。いつまでも元気で美しくいられるために、ぜひ本書をご活用ください。