本書の内容
急な胃痛、下痢、うんこ漏れが3週間で治る!
- 医者に行っても「異常なし」と言われるのに、おなかの調子が悪く、人知れずに悩んでいるひとが日本には1775万人もいます。しかし、この数年で画期的・衝撃的医学療法が確立されてきました。これは、日本では医師でもまだ知らない人が多い。低FODMAP(フォドマップ)食品を食べ、高FODMAP食を避ければいいのです。これまでの誤った腸の常識とはまったく逆で、腸にいいとされた食品が実はNGだった!
食べていいもの(低FODMAP食)――米・そば・なす・トマト・にんじん・ブロッコリー・肉・豆腐・卵・バナナ・いちご・ぶどう・マヨネーズ・オイル・バター・コーヒー・緑茶・ビールなどなど
食べてはいけないもの(高FODMAP食)――小麦・パン・アスパラガス・カリフラワー・玉ねぎ・ごぼう・納豆・ハチミツ・牛乳・ヨーグルト・りんご・スイカ・ウーロン茶・ラム酒・キシリトールガムなどなど
目 次
第一章 | 糖質と植物繊維が危ない! |
第二章 | おなかの調子の悪い人の食生活 |
第三章 | 低FODMAP食の劇的効果 |
第四章 | 低FODMAP食と高FODMAP食 |
第五章 | 自分のおなかに「傾聴」を |
第六章 | 低FODMAP食が人間の根本を元気にする |
第七章 | 「見た目が若い」は腸によい食生活から |
著者プロフィール
江田証
(えだ・あかし)
1971年、栃木県に生まれる。医学博士。江田クリニック院長。自治医科大学大学院医学研究科修了。日本消化器病学会専門医。日本消化器内視鏡学会専門医。米国消化器病学会(AGA)インターナショナルメンバーを務める。消化器系癌に関連するCDX2遺伝子がピロリ菌感染胃炎で発現していることを世界で初めて米国消化器病学会で発表し、英文誌の巻頭論文として掲載。毎日、国の内外から来院する200人近くの患者さんを胃内視鏡、大腸内視鏡で診察しているカリスマ胃腸専門医。
著書には『医者が患者に教えない病気の真実』(幻冬舎)、『なぜ、胃が健康な人は病気にならないのか?』(PHP文庫)など多数がある。
担当より一言
これまでカラダにいいとされていた食べ物の中に、カラダにダメな食べ物がいっぱいあってビックリです。しかも、低FODMAP食はカラダに優しいということもあり、おなかの調子が普通の人も、腸が若返り、見た目が若くなるとのことに、また、ビックリです。確かに、周りを見回しても、元気で長生きしてる人は、低FODMAP食を食べている感じがします。