本書の内容
政治が不透明な時代、どう行動すべきか
石破退陣! 与党過半数割れで、日本の政治が漂流し始めている。SNS選挙の結果だといわれるが、SNSでの勝負はそれほど単純な話ではないようだ。日経新聞の分析によると、参議院選挙のSNSの投稿回数で一番成功したのは社民党。立民7位、国民8位、参政9位である。議席に結びつけるのは、政党への期待感らしい。安部一強政治の功罪から、シルバー民主主義(高齢者優先)、リモート民主主義への流れを詳説する。
目 次
第一章 2025年参議院選挙の衝撃
第二章 漂流する自民党の落日
第三章 SNS選挙の実態
第四章 シルバー民主主義VSリモート民主主義
第五章 五五年体制の成立と崩壊
第六章 九三年体制と連立政権の時代
第七章 安倍一強の光と影
第八章 与野党伯仲化に自民党に明日はあるか
著者プロフィール
白鳥 浩
1968年、政治学者の白鳥令の長男として生まれる。早稲田大学政経学部を卒業。法政大学社会学部教授、法政大学大学院政策科学研究所所長。2021年よりYahoo!ニュース公式コメンテーターとして活躍、コメント数は4800件を超える。TV出演多数。著書には『都市対地方の政治学』(芦書房)などの専門書が多数ある。



担当より一言
この先の日本政治に不安を感じる人。日本政治の変化の読み方を知りたい人。そして、迫る総選挙でどの政党を支持すべきか迷っている人に手に取ってほしい一冊です。