本書の内容
世の中のモヤモヤ問題がスッキリわかる! 「政治と宗教の話はタブー」は本当か? 「セクシー田中さん」問題で広がった「改変は悪! 原作に忠実しろ」は正しいのか? 松本人志問題、何が争点なのか? 思考しないと「全否定」か「全肯定」になりがち。声の大きな意見に呑まれず正しく考えるには、まず事実から。世にはびこる偏見、ニセ常識、着地点の見えないこじれた議論を、入念な調査と事実でスッキリ解き明かす。事実を通して世の中を正しくとらえる「ファクトフルネスな世相考察」!
目 次
第1章・「政治と宗教の話はタブー」は常識?非常識?
第2章・原作原理主義vs.表現の自由―映像化作品の原作改変は悪なのか
第3章・大義と正義、信用ならないのはどっち?
第4章・松本人志さんの罪と過ち
著者プロフィール
パオロ・マッツァリーノ
日本文化史研究家。著書には『反社会学講座(正・続)』『誰も調べなかった日本文化史』(以上、ちくま文庫)、『「昔はよかった」病』(新潮新書)、『サラリーマン生態100年史』(角川新書)、『読むワイドショー』(ちくま新書)、『エラい人にはウソがある』(さくら舎)、『思考の憑きもの』(二見書房)などがある。
担当より一言