本書の内容
料理をつくるように書くとうまくいく理由!
「文章を書くことは料理に似ている」これが本書のキーワードです。料理と同じで、一口食べてまずいと思われたら、それ以上読んでもらえません。食べやすく、おいしいこと、さらに栄養になる文章を書くには、どうすればいいか! 買い出し(素材集め)、冷蔵庫を開ける(テーマ決め)、包丁で下ごしらえ(構成づくり)、調理して味付け(味わい深くする)、そして盛り付け(推敲)!……料理をつくるように、たのしみながら文章が上達! ベストセラー『朝日新聞記者の200字文章術』の著者が、文章を書きなれていない人、もう少しうまく書きたいと思っている人へ、とっておきの書き方を紹介。
目 次
第一章 二〇〇字は万能/第二章 買い出しの仕方/第三章 頭という冷蔵庫/第四章 包丁の使い方/第五章 まずは前菜をどうぞ/第六章 一品料理でも満腹/第七章 熱を加える/第八章 ひと振りで味に深みを/第九章 盛り付けの真髄
著者プロフィール
真田正明
(さなだ・まさあき)
1956年、大阪市に生まれる。京都大学文学部哲学科を卒業。1980年、朝日新聞入社。警視庁キャップ、プノンペン・ジャカルタ支局長、アジア総局長などを経て論説副主幹。2010年11月から2018年3月まで夕刊のコラム「素粒子」を担当。2021年に退社後、朝日カルチャーセンターで文章教室の講師を務める。
著書には『朝日新聞記者の200字文章術』『朝日新聞記者の書く力』『最高の一年』(以上、さくら舎)がある。
担当より一言