本書の内容
現地取材40年!輝ける才能!噴出するパワー!
著者は日本で一番のメジャーリーグ通といってもいいと思います。自費でアメリカをレンタカーで走り周り、ついには朝日新聞夕刊に2007年4月から2018年4月まで11年間、週一で連載(連載タイトルは「大リーグが大好き!)。日本人が行ったこともない現地で徹底的に取材、「通説」をひっくり返しています。登場人物はきわめて多数ですが、ベーブルース、ロジャー・クレメント(サイヤング賞7回)、テッド・ウイリアム(最後の4割打者)、野茂、ハンクアーロン(ホームラン755本)、イチロー、大谷/他です。本書ではメジャーリーグのスターたちの桁外れな人物と途方もない記録を講談社エッセイ章を受賞した筆力で、ワクワクと書いています。
目 次
第1書◎イチローの打撃の真髄
第2章◎”最後の4割打者”の人間性
第3章◎道路の途中にある休憩所
第4章◎『フィールド・オブ・ドリームス』
第5章◎伝説、英雄、そして大谷翔平
著者プロフィール
向井万起男
(むかい・まきお)
1947年、東京に生まれる。慶應義塾大学医学部を卒業。慶應義塾大学医学部准教授、病理診断部部長を経る。「宇宙飛行士・向井千秋の亭主」であることを潔く自認し、ベストセラー『君について行こう 女房は宇宙をめざした』『続・君について行こう 女房が宇宙を飛んだ』(共に講談社)を執筆。『謎の1セント硬貨 真実は細部に宿る㏌ USA』(講談社)で第25回講談社エッセイ賞を受賞。著書には『米国の光と影と、どうでもイイ話』『渡る世間は「数字」だらけ』(共に朝日新聞出版)などがある。
担当より一言