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心理・教育・科学

精神科医のつきない悩み対応法

こころのうちは喜びと慄き

上月英樹:著(精神科医)

定 価:1760円

発売日:2024年7月4日

頁 数:208ページ

判 型:四六判/並製

ISBN:978-4-86581-431-6

本書の内容

生きづらい現実に、精神科医の誠心誠意の答え!

医師になる!と決めたはいいけれど、成績がついていかない。浪人を繰り返し、努力に努力を重ね、ようやく医学部に合格。精神科医になりたいが大多数が反対。それでも精神科医として出発することに!著者自身が社交不安障害で、不安、悔しさ、落ちこみ、落胆、恥ずかしさをいやというほど実感。さらに強迫性格にも苦しんだから、実際の臨床でこころの病で苦しんでいるひとびとに寄り添える。本書は、精神科医自身が体験、体感している、生きづらい現実から生まれるつきない悩みに、渾身の思いで答えている!

目 次

NOTE1 ぼくの進路をめぐるつきない悩み

 ・ぼくは将来、何になる? ・夢と葛藤の医学生時代 ・女神はいた!……

NOTE2 診療をめぐるつきない悩み

 ・「うつ」は必ずおさまる ・犯人探しをする前に ・近未来の精神科医療……

NOTE3 性格をめぐるつきない悩み

 ・劣等感が生まれたら ・ぼくのターニングポイント ・恐るべし、太宰!……

NOTE4 時間をめぐるつきない悩み

 ・ストレス耐性を高める練習 ・敏感と鈍感 ・いまがいちばん若い!……

NOTE5 日常をめぐるつきない悩み

 ・ぼくの休日 ・ノスタルジアが去来 ・すこし寄りかかって生きる……

著者プロフィール

上月英樹

(こうつき・ひでき)
1953年、山形県に生まれる。精神科医。医療法人新生会土浦メンタルクリニック所長。山形東高校から筑波大学医学専門学群を卒業後、日立総合病院内科研修医を経て筑波大学精神科へ入る。筑波大学精神科准教授を経て、2004年に豊後荘病院へ。副院長のあと2007年より土浦メンタルクリニック所長。この間、1990~91年にかけて、文部省在外研究員としてメルボルン大学、オースチン病院、青年期部門に留学した。専門は、青年期精神医学、うつ病、不安障害。著書には、『精神科医がつかっている「ことば」セラピー』『精神科医がよくつかっている治癒することば』(以上、さくら舎)などがある。

担当より一言

同じ土俵で悩みや迷いに向き合ってくれる、稀有な精神科医の貴重なNOTEです。