本書の内容
流行らない店は、このポイントを見落としている!
「なぜ、あのお店は安くて美味しいのに、イマイチ流行っていないのか」「なぜあの店は“良い”店だったのに、潰れてしまったのか」――新たにオープンした店のほとんどが10年以内に廃業してしまうといわれる飲食業界。どうすれば、勝ち残ることができるのか。京都の小さなイタリアンバルのオーナシェフが、実体験を赤裸々に明かしながら、小規模飲食店ならではの経営ノウハウを伝授する。
目 次
第1章 “経営”を学ぶことで飲食店経営は改善する
第2章 まずは生き残るための経営戦略
第3章 美味しいのに流行らないお店の理由
第4章 繁盛するための秘密の経営ノウハウ
第5章 飲食店を開業してから後悔する前に
第6章 クチーナカメヤマ流経営哲学
著者プロフィール
亀山純一
(かめやま・じゅんいち)
1984年、島根県木次町に6人兄弟の5番目として生まれる。小さい頃から料理が好きで、高校卒業後、 住み込みのアルバイトをしながら 京都の調理師専門学校に通う。卒業後、さまざまな飲食店で働き、27歳でシェフとして中国人の友人と神戸に創作居酒屋を開業する。
2014年、30歳の時、独立。京都市左京区一乗寺の住宅街に、 オーナーシェフとしてイタリアンバル「クチーナカメヤマ」を開業。多くの常連さんに支えられながら、ひとりシェフで経営している。また、経営コンサルタントとしての顔も持ち、 経営に苦しむ飲食店や将来的に飲食店の開業を考えている人たちに向け、極めて実践的でユニークな経営ノウハウをメルマガやブログなどで発信している。画家としても活躍中で、店内には絵画作品が飾られている。
担当より一言
「あの店、安くて美味しくて、お気に入りの店だったのになんで潰れちゃったんだろう」――みなさんのまわりにもそんな飲食店ございませんか。コロナ禍で多くの小規模飲食店が経営に苦戦しています。この本には大手チェーンほどの巨大な資本をもたない個人経営のお店が長くお店を続けられるコツがふんだんに書かれています。素敵な個人経営の飲食店がなくなってしまうことは、経営者にとってもそのお店を愛している常連さんにとっても不幸です。「調理師専門学校は料理は教えても経営は教えてくれない」。著者が自らの体験をベースにお伝えする赤裸々すぎる経営ノウハウの核心の数々をぜひ受け取ってください。