本書の内容
天皇・戦国武将にとって霊術は最後の兵法だった!
神、祖先、怨霊、鎮魂――古来、日本という国を動かしてきたのは「目に見えない力」への畏敬だった。「祟る者」を「守る神」へと変える「御霊思想」は日本独特の精神文化であり、平安時代は呪術が国家公認だった。鎌倉時代から室町、戦国、そして近現代まで、霊術は各時代にあった形で伴走し、役割を果たしてきた。そして、天皇家に代表される家系は血そのものだけでなく、価値観、知識、使命をも受け継ぎ、現代に続いている。観勒、聖徳太子、嵯峨天皇、空海、菅原道真、平将門、崇徳院、安倍晴明、源義経、日蓮、武田信玄、上杉謙信、徳川家康、平田篤胤、出口王仁三郎、植芝盛平─―偉人たちと霊術の関わりを紹介しながら、教科書に書かれていない日本のもう一つの歴史を紐解く。
目 次
第一章 神々が国家をつくった 第二章 怨霊が国家を支配する
第三章 陰陽師と密教 第四章 武士は神仏とともに戦った
第五章 戦国武将を動かした信仰と霊術 第六章 神は再び人に降りた
終 章 家系は血ではなく、祈りで続いてきた
著者プロフィール
中島多加仁
1970年3月26日、愛知県に生まれる。嵯峨天皇の皇子であり、光源氏のモデルとされる河原左大臣こと源融(みなもとのとおる)から数えて28 代目。占術師、神秘学研究家、実業家。
亡父が本格的な霊能者で、幼少期から多くの神秘体験に触れて育つ。高校時代、オカルト趣味からの派生で数秘術と西洋占星術・タロットなどに魅了され、二十歳の大事故を契機に本格的な神秘世界の門を叩く。以降、九星気学と熊崎式姓名判断、さらに風水と易を学び、23 歳でプロ鑑定師デビュー。31 歳で原宿に更地を購入し、自社ビルを建てる。鑑定歴30 年で4 万人以上の相談にのる。占術教室を開講して16 年で述べ二千人以上に教える。占い館『ほしよみ堂』を原宿・浅草・鎌倉・大阪・札幌・横浜・京都などにて経営。得意な占術は命術:紫微斗数、四柱推命、カバラ数秘術。卜術:六壬神課、タロット、周易、断易、気学四盤掛、天津金木。相術:姓名判断、風水、家相、地相、墓相、名刺相。
主な書籍に『天津金木占術奥義』(東洋書院)、『ちょい足し風水』(扶桑社)、『紫微斗数占い入門』(幻冬舎)などがある。



担当より一言
「日本の歴史は、戦だけで動いたのではない。政治だけでもない。神を敬い、祖先を祀り、怨霊を畏れ、祈りを捧げ、霊術を用いながら千年以上、この国を生きてきた――」と著者は語ります。
古来、日本という国を動かしてきたのは「目に見えない力」への畏敬だったというわけです。教科書に書いてある表の歴史に対して、決して多く語られることのなかった裏側の歴史。
日本の歩みを真に理解するのに、うってつけの一冊です。