
本書の内容
疲れ知らずにハイパフォーマンスを続けられる体に!
40歳を過ぎたころから体力・気力の低下を感じる人が多い。著者も内科医(循環器内科医)として働きながら、夜勤続きの生活に疲れを感じていた。そんななか、臨床で不定愁訴を抱えた患者さんが鉄補充で劇的に改善した症例をきっかけに、医学教育で学ぶ機会が乏しい「栄養学」の重要性に気づく。そして、健康診断では不足が見逃される栄養素(鉄、ビタミンB群、ビタミンD、亜鉛など)が身心にどう作用するかを示し、その補充法、食事法を提案。これまでよしとされていた健康常識の誤り(栄養ドリンク、プロテイン、サプリメント、睡眠など)にも言及。どの栄養素を補充すれば不調が改善するか、痛みがとれるか、老化防止対策になるかなどを明らかにする。
目 次
第1章 体は疲労回復力を欲している
第2章 回復を妨げるこれまでの常識
第3章 「異次元の疲労回復力」を生む戦略
第4章 異次元を可能にする食事法
第5章 痛みの専門医の願い
著者プロフィール
澁谷真彦
(しぶや・まさひこ)
循環器内科医。医療法人悠誠会理事長。オクノクリニック神戸三宮院・宮崎院院長。医学博士。
1977年、愛媛県に生まれる。兵庫医科大学医学部卒業後、循環器内科医として心臓血管カテーテル治療に従事。2012年、アメリカSkirball Center for Innovation(ニューヨーク州、血管内治療デバイス研究施設)に研究留学。2016年、兵庫医科大学大学院博士課程修了。2017年、オクノクリニックに入職、現在に至る。
著書には、『「しつこい痛み」は食事でよくなる!』(青春新書)がある。
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