本書の内容
「もう働きたくない」すべての人へ!
みんなと同じように高校・大学へ進み、みんなと同じように就活して大手企業へ就職して、順調な会社員生活をスタートさせた著者。だが会社の仕事が大嫌いだった。週5で朝から晩まで働き、長時間労働で削られる自分の時間。理不尽や無意味な仕事をさせる組織、休日も会社に支配され、ストレス発散で無駄に散財する日々……。3つの会社で計12年あまり勤めるものの、のんびり生きたい自分にはなじめず、仕事のための生活に疲弊していくばかり。社会不適合なのに謎に頑張ってしまうため、燃え尽きたりメンタルをこわしながらも、あることをきっかけに「人生は一度きりだから、お金や常識ではなく自分の価値観で生きていこう」と決意・実行する。
「レールに沿った生き方」を変えるまでをコミカルに描き、圧倒的共感を呼んで7ヵ月間で126万ページを売り上げた話題の電子書籍を、大幅加筆で単行本化!
「仕事が生活の中心」になっている人、惰性の毎日が虚無すぎる人、社会不適合者、もう働きたくないすべての人へ、笑って泣けて一歩を踏み出せる本!
目 次
第1章 「自分の気持ち」に目覚めた中学時代
第2章 自由を満喫した高校時代
第3章 グダグダな大学時代
第4章 人並みに就職活動
第5章 1社目、大手企業で歯車として働く
第6章 はじめての無職生活
第7章 2社目、やりがいを求めベンチャーへ
第8章 2度目の無職生活
第9章 3社目、激務に飲み込まれる
第10章 休職して考える
第11章 復職後の働き方
第12章 母のこと
第13章 価値転換
第14章 自分らしい新しい生き方
著者プロフィール
すずひら
1985年、神奈川県に生まれる。2009年、電気通信大学を卒業。同年、都内のNTTグループ企業へ新卒で入社し、会社員(SE)として働き始める。長時間労働と大組織の歯車として働くことに耐えられなくなり4年11ヵ月で退職。名古屋のベンチャー企業に再就職するも行き詰まり1年2ヵ月で退職。3度目の埼玉の就職先では休職をはさみ6年4ヵ月働くが、人生の転機を経て、2021年、会社員という働き方そのものをやめる。
退職後、1ヵ月10万円の稼ぎを目標とし、YouTubeやブログなどで発信活動を開始。2024年、活動の一環として、会社員をやめるまでの実体験を綴った電子書籍『会社を辞めて生き方を変えることにした』をセルフ出版。圧倒的共感を呼び7ヵ月間で126万ページを売り上げる。大幅加筆のうえ本書が初の単行本となる。
担当より一言
だれしも頭によぎる「もう働きたくない……」という思い。自分が本当に望むことは何なのか、そこから目をそらして日々を送っているからかもしれません。試行錯誤しながら「自分自身」になっていく著者の姿に勇気をもらえます!