本書の内容
ブレインフォグに困っている人必見!初めての本!
「頭がもやもやして、うまく考えがまとまらない」「人の話が頭に入ってこない」「いいたいことがすぐ出てこない」「集中できない」「なかなか覚えられず、思い出すのも困難」……。こんなふうに「頭がうまく働かない」感じている方、それは「ブレインフォグ」かもしれません。新型コロナウイルス感染症の後遺症として有名になったブレインフォグは「まるで脳に霧がかかったみたいに頭がもやもやして、思考や記憶など特に認知機能の低下がみられる症状」のこと。これまで気のせいとされることが多かったブレインフォグ、コロナ後遺症だけでなく、うつ病、更年期、慢性的な疲労、化学療法などでも起こります。症状が2ヵ月続いたら要注意。
本書はブレインフォグが起こるメカニズムを解説し、自分でできる対処法を紹介した初めての本です。特に原因の1つである、脳の神経細胞(ニューロン)にある「ミエリン鞘」の損傷によって情報伝達がうまくいかないことに対しては、鶏むね肉、ほたてに多く含まれる「プラズマローゲン」と「イチョウ葉エキス」の摂取が効果を上げており、脳機能を高めるブレインフードとしてもおすすめ。「プラズマローゲン+イチョウ葉エキス」でつらいブレインフォグを治し、脳力アップをはかりましょう! オリジナルの「ブレインフォグ度」チェックシート付き!
目 次
第1章 ブレインフォグとはなにか?
第2章 脳の情報伝達とブレインフォグのメカニズム
第3章 「プラズマローゲン+イチョウ葉エキス」で脳が目覚める
第4章 脳の健康を守りブレインフォグを防ぐ生活術
第5章 脳スッキリ!ブレインフォグが治った人たち
著者プロフィール
川上智史
(かわかみ・さとし)
1975年、群馬県に生まれる。桐生大学医療保健学部栄養学科准教授。医学博士。北里大学大学院医療系研究科博士課程修了。内閣府所管公益財団法人ルイ・パストゥール医学研究センター環境感染制御研究室研究員。一般社団法人日本先制臨床医学会理事。日野厚生クリニック院長補佐。予防医学や人体構造機能学を専門とし、大学等各種教育機関で基礎医学について講義をおこなうほか、一般向けに予防医学に関する講演をおこなうなど、予防医学の重要性の啓発を続ける。日本先制臨床医学会にて「ブレインフォグ研究会」を主宰し、効果的な対処法・予防法を研究している。
著書には『「あのころの自分に戻れたら」を叶える血流改善マッサージ』(主婦の友社)がある。
担当より一言
コロナ罹患後、頭がうまく働かない日々が続きました。なぜこうなるのか、どうしていいかわからなくて困りました。そんな方はぜひ! ブレインフォグは、更年期の女性にも、がんなどの化学療法でも起こる症状とのこと。対処する方法があります!