本書の内容
誰でも自分で「幸せの種」を育てることができる!
「からだの動きがこころをつくる」とする身体心理学の第一人者は、「人は幸せになるために生きている」といいます。そして、そのための近道があると!『手の治癒力』や『からだの無意識の治癒力』などの著書で、身体が持つ治癒力を実証してきた著者が、体内の情報伝達を担う物質・ホルモンに注目。ホルモンについては、よい睡眠にセロトニン、親子の絆にオキシトシンなどと断片的にいわれていますが、本書ではDOSE(4つの幸せホルモン=D:ドーパミン、O:オキシトシン、S:セロトニン、E:エンドルフィン)を取りあげ、それらが人の幸福感にどう作用しているかを示します。また、日常的にできる各ホルモンの増やし方を教えます!
目 次
第1章 幸せホルモンで幸福感が生まれる理由
第2章 ドーパミンが心をワクワクさせる
第3章 オキシトシンがつながりを深める
第4章 セロトニンが不安やうつを遠ざける
第5章 エンドルフィンが痛みや苦痛をやわらげる
第6章 性・ストレス・睡眠へのホルモンの関わり
第7章 毎日続けたい幸せホルモンを増やす方法
第8章 幸福感が高まる生き方
著者プロフィール
山口 創
(やまぐち・はじめ)
1967年、静岡県に生まれる。早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程を修了。専攻は、身体心理学、ポジティブ心理学。桜美林大学リベラルアーツ学群教授。臨床発達心理士。
著書には『手の治癒力』(草思社)、『皮膚感覚の不思議』(講談社ブルーバックス)、『皮膚は「心」を持っていた!』(青春新書インテリジェンス)、『子育てに効くマインドフルネス』(光文社新書)、『からだの無意識の治癒力』『最良の身体を取り戻す』(以上、さくら舎)などがある。
担当より一言
幸福感は自分で育てることができます。それこそ、姿勢をよくすることでも! 「ホル活」はじめてみませんか!