本書の内容
脳活と人生を豊かに生きるヒントが満載!
好評の『四季を感じる毎朝音読』(6刷)につづく音読本第3弾! 音読の力により人生の危機を乗り越え、再生させてきた著者が、音読の健康効果(自律神経のはたらきをよくし、ストレスを解消)にプラス、心の栄養にグッとシフトして音読作品をセレクト。古典から近代文学まで幅広い範囲から「生きるヒント」になるものを紹介します。各作品に添えた著者のエッセイも読みごたえがあります。そして、さまざまな作品と出会うことで、人生の豊かさが倍増します。
目 次
はじめに――音読するにあたって
第1章 生まれゆくものへ――小さきものへ/おせっかい夫人/枕草子……
第2章 花香る――個性/植物一日一題/茶の本……
第3章 立ちどまるとき――風姿花伝/病床からの一発見/今昔物語集……
第4章 人生の四季――予感/侏儒の言葉/徒然草……
著者プロフィール
寺田理恵子
(てらだ・りえこ)
元フジテレビアナウンサー。「心とからだ磨きの朗読教室」主宰。
1961年、東京都に生まれる。聖心女子大学文学部を卒業。その後、社会人として武蔵野大学人間関係学部を卒業。認定心理士。フジテレビ時代は「オレたちひょうきん族」などバラエティ番組に出演し、人気を博す。1989年、結婚を機に退社、フリーになる。1998年に離婚、2000年に再婚し専業主婦として生活。50代に入ると父の死、母の認知症、さらに2012年に夫の急逝が重なり、心身がボロボロに。そのときから「音読トレーニング」をはじめ、見事に復活。現在、朗読教室・アナウンススクールの講師を務めるかたわら、認知症サポーターとして朗読ボランティアや認知症の理解を深める講演活動をおこなっている。
著書には『「毎日音読」で人生を変える』『60代、ひとりで前向きに生きる』『四季を感じる毎朝音読』(以上、さくら舎)がある。
担当より一言
読む機会を逸してきた作品や初対面の短編などと出会うたのしみがあります。著者のセレクションが冴えています! 日々の栄養補給に最適な言葉の宝庫です。