本書の内容
読むだけで、心がスッキリ軽くなる!
落ち込んだとき、不安なとき、傷ついたとき、許せないとき、つい人と比べてしまうとき、死ぬのが怖いとき……。仏教ならその苦しみをほどく手立てがあります! TikTokフォロワー10万人超の大人気青年僧が、あなたのお悩みにやさしく、やわらかく応える。読むだけでこだわりが消え、心が軽くなる。もっと自由にスッキリ生きるコツ!
▼他人からの悪意はつらいものです。ときには「向けられた悪意を受け取らない」ことが必要です。自分自身がなすべきことをこな し、心の清らかさを保つように生きる。すると、悪意は自分の心へと届きません。一方、悪意を持つ人は、自身がどんどん悪に染まってしまいます。ですから、悪意を向けられたときには、仕返しをする必要はありません。
▼「誰かのため」と行動するとき、いろいろと期待してしまいますよね。「『ありがとう』って反応がくるかな?」とか、「今後優しくしてくれるかな?」とか。期待した反応でなかったとき、モヤッとします。「誰かのため」と行動するときは「何か得があるかな」でなく「徳がある」と考えてみましょう。「得をしよう」じゃなく「徳を積もう」。
目 次
第1章 自分をほどく
第2章 心と向き合う
第3章 さわやかな人間関係
第4章 さらりと生きる
第5章 「生き死に」と共に
著者プロフィール
えしゅん
小林恵俊。天台宗姫路山正明寺法嗣(ほっし)。
1991年、兵庫県に生まれる。兵庫県立姫路西高等学校から京都府立大学文学部日本・中国文学科へ進学。卒業後は天台宗の僧侶育成機関である比叡山の叡山学院に入学。仏教専修学科を修了。2017年より姫路市の正明寺で法務に従事するかたわら、法話による伝道を行う。2019年には「H1法話グランプリ~エピソード・ZERO~」にて審査員奨励賞。2020年よりYouTubeやTikTokを通じて法話を発信。TikTokのフォロワーは10万人を超える。
担当より一言
読むたびに、その時々の自分に合った教えや気づきがあり、「そうか、そうだなあ」と自分をかえりみる鏡のような本です。「別れの悲しみは、大切な人が自分の一部となっていたから」という教えが胸に響きます。