本書の内容
ハッハッハッと笑うだけ! 驚きの効果が!
「笑い」の医学的効果への関心は世界で高まってきている。
「笑い」は血糖値を下げる。血圧も下げる。がん細胞をやっつけるNK細胞が活性化する。痛みがやわらぐ。歯周病の予防になる。筋力が上がる。ストレスが減る。冷えや肩こりが改善される――など、その効用が次々と明らかになっている。
しかも、「おもしろい」という感情がなくても、「笑う」という行為(=ウソ笑い)だけで、同様の効果が得られるのである。まさに道具いらず、誰もがいつでもかんたんにでき、コスト0円の最強健康法だ。
本書では「笑い」のしくみからその効用、「笑い」を増やす生活習慣、また何かを「おもしろい」と思えない人のためのウソ笑い法「笑いヨガ」まで、医学的なエビデンスに基づいて明かす!
★笑いヨガの動画QRコード付き!
※YouTubeからもご覧頂けます。
「シリーズ『1日1回!大笑いの健康医学』」で検索をお願いいたします。
目 次
序章:笑っているとき、何が起こっている?
第1章:「笑い」で生活習慣病を改善・予防する!
第2章:ストレスを吹き飛ばす「笑い」のパワー
第3章:「笑い」を増やす5つの生活習慣
第4章:「笑いヨガ」で心も体も健康に!
◉お悩み別笑いヨガ・20選
第5章:「笑い」のこれから
著者プロフィール
大平哲也
(おおひら・てつや)
1965年、福島県に生まれる。福島県立医科大学医学部疫学講座主任教授。同放射線医学県民健康管理センター健康調査支援部門部門長。大阪大学大学院医学系研究科招聘教授。日本笑い学会理事。
福島県立医科大学卒業、筑波大学大学院医学研究科博士課程修了。大阪府立成人病センター、ミネソタ大学疫学・社会健康医学部門研究員、大阪大学大学院医学系研究科准教授などを経て現職。専門は疫学、公衆衛生学、予防医学、内科学、心身医学。
循環器疾患をはじめとする生活習慣病、認知症などの身体・心理的リスクファクターの研究および心理的健康と生活習慣との関連について研究。運動や笑いなどを使ったストレス解消法の研究でも知られており、テレビや雑誌などでも活躍している。
著書に『感情を“毒”にしないコツ』(青春新書インテリジュンス)などがある。
担当より一言
「笑い」の効能にエビデンスがあることに驚きです。これを読んだら、笑わなければ人生損だと思うでしょう!笑えない場合は、ぜひ「笑いヨガ」を試してみて下さい。