本書の内容
創造、仕事、自由。辛辣シャネルの箴言!
20世紀を代表するファッションデザイナー、ココ・シャネル。彼女の創った服のみならず、その強い意志、創造性、仕事への愛など、シャネルというひとりの人間が、いまなお人々を魅了する。本書はそんなシャネルが歯に衣着せぬ物言いで語った、ファッション、仕事観、女性観、人生観などについての語録である。
「批判するのが大好き。批判できなくなる日が来たら、私の人生は終わりね」
「女性にきれいでいてほしい。そして、自由でいてほしい。自由に腕を振って、さっそうと動いてほしい。時代とともに。」
「お金は嫌いだし、当然ながらお金を持っているだけの人も嫌い。お金のことしか話題にしない人たちは、とても退屈ね」
「ひとりぼっちほど最悪なことはない。いえ、もうひとつあるわ。カップルでいながら、ひとりでいること」
目 次
ココ 自分を語る
ココとファッション
ココとクチュール
ココとスタイル
ココとエレガンス
ココとジュエリー
ココと香水
ココと色彩
ココと仕事
ココと創造
ココとラグジュアリー
ココと時間
ココのウィット
カール・ラガーフェルドによるココ
ココ 自分を語る #2
著者プロフィール
パトリック・モーリエ
ライター、編集者、ジャーナリスト。芸術、文学、ファッション、装飾美術についての著作やエッセイ多数。
ジャン‐クリストフ・ナピアス
作家、出版者、編集者。パリに関する本を執筆。フランスの文学作品の編集も行っている。
小沢瑞穂
(おざわ・みずほ)
東京に生まれる。立教大学英米文学科卒。米国留学後、エールフランス客室乗務員を経て(株)帝人 マーケティング部にてファッションの翻訳を担当。35歳で独立。
訳書には『女優ジャンヌ・モロー』(日之出出版)、『ジョイ・ラック・クラブ』(角川書店)、『小さいことにくよくよするな!』(サンマーク出版)など、著書にエッセイ『やっとひとり』(晶文社)がある。
担当より一言
激しい気性で知られるココ・シャネルですが、本書では特に、その毒舌が炸裂。さらに言葉にあわせてデザインされたページは、シャネルの創ったドレスのように無駄がなく洒落がきいており、眺めるだけでも楽しめます。