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文芸・一般

瞬間は勘と愛なり

混迷の時代を生き抜く力

桜井章一:著

定 価:1540円

発売日:2021年8月6日

頁 数:192ページ

判 型:四六判/並製

ISBN:978-4-86581-306-7

本書の内容

違和感こそ「勘」の入り口

世界的な新型コロナウイルス感染拡大で、これまで安定した経営をしてきた大企業ですら、足元が大きく揺らいでいる。寄らば大樹の陰のごとく、その傘の下にいれば、安泰の人生を送れるという考えは、もはや幻想と化している。そんなカオスの時代に必要なのは、個々人が己の感性で判断していく「勘」の力。
数々の修羅場を潜り抜け、裏麻雀の世界で、20年間無敗という類まれなる勝負強さを誇った“雀鬼”が、大事な場面で「勘付ける」人になるためのキーポイントを指南する。

目 次

プロローグ 東京五輪と新型コロナ 
第1章 勘の入り口
第2章 感覚の世界
第3章 勝負の世界
第4章 「勝負と感覚の世界」の住人たち
第5章 捌く
第6章 雀鬼流哲学 
エピローグ “人間”を捨てる

著者プロフィール

桜井章一

(さくらい・しょういち)
1943年、東京・下北沢生まれ。昭和30年代から、麻雀の裏プロの世界で勝負師としての才能を発揮。“代打ち”として20年間無敗の伝説を築き、“雀鬼”と呼ばれる。現役引退後は、「雀鬼流漢道麻雀道場 牌の音」を開き、麻雀を通して人間形成を目的とする「雀鬼会」を始める。
主な著書に『決断なんて「1秒」あればいい』(ソフトバンク文庫)、『感情を整える』(PHP文庫)、『努力しない生き方』(集英社新書)、『体を整える』(講談社)、『「実戦」で身につけた本物の教養』(クロスメディア・パブリッシング)、『超絶』『金メダリストの条件』(以上、竹書房)などがある。

担当より一言

裏麻雀の世界で20年間無敗を誇った伝説の「雀鬼」が、羽生善治、ヒクソン・グレイシー、ビートたけしらとの交流話を交えつつ、勘と決断と瞬間の極意を明かしています。また、雀鬼が初めて語った、「捌き」の真実は必見です!