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社会・政治

麻薬捜査の裏舞台

北芝健:著

定 価:1540円

発売日:2021年7月5日

頁 数:192ページ

判 型:四六判/並製

ISBN:978-4-86581-303-6

本書の内容

警察&マトリVS.日本と海外の闇社会勢力

2020年の覚醒剤の検挙人数は8000人オーバー、大麻取締法違反の摘発にいたっては5000人を超えて過去最多となった。特に20代以下が増えた。若年層にまん延する背景には、大麻使用に対する危険性の認識の低下があるという。大麻、コカイン、覚醒剤、MDMA、危険ドラッグ……麻薬とはどういったものであるのか、一体、どこからやってきて、どう広まっているのか。そして、麻薬の氾濫を防ぐべく、日本の警備体制はどうなっているのか。
元警視庁刑事の犯罪ジャーナリストが、海外と日本国内の麻薬事情、芸能人の麻薬逮捕劇の裏側、麻薬の種類と歴史、麻薬に関わる組織などを紹介しながら、麻薬捜査の裏側を明らかにするノンフィクション。

目 次

第1章 海外の麻薬事情
第2章 麻薬と芸能界とヤクザ
第3章 麻薬捜査 警察VS.マトリ
第4章 麻薬乱用期は何度も来る
第5章 麻薬の種類 神仏の恵みか、悪魔の手先か
第6章 麻薬はやめられる

著者プロフィール

北芝健

(きたしば・けん)
東京都葛飾区に生まれる。祖父外科医、父内科医、母小児科医。早稲田大学卒業。在学中に1年間英国居住。商社を経て警視庁入庁。地域警察(交番等)、刑事警察(盗犯、暴力犯、強行犯等)、英会話能力を買われて公安外事警察(防諜、外国人犯罪、テロ、情報調査等)の捜査に従事。沖縄剛柔流空手6段。日本拳法3段。警視庁柔道2段。全国警察逮捕術大会の優勝チームのコーチを務める。(社)日本安全保障・危機管理学会の顧問、研究講座講師。日本経済大学大学院講師。漫画『まるごし刑事』原作者。
著書には『警察裏物語』(バジリコ)、『日本警察 裏のウラと深い闇』(だいわ文庫)、『悪の経済学』(KKロングセラーズ)、『心理戦で勝つ技術』(KADOKAWA)、『刑事捜査バイブル』(双葉社)、『警察・ヤクザ・公安・スパイ 日本で一番危ない話』『警視庁 強行犯捜査官』(さくら舎)など多数。

担当より一言

麻薬関連のニュースが連日のように報道されています。しかし、具体的に麻薬にはどんな種類があって、それがどんな作用を人体にもたらすかは知られていません。元警視庁刑事の著者だからこそ知りえた、麻薬と麻薬捜査の裏側に迫った本書。ありそうでなかった一冊です。