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健康・医学

その息切れはCOPDです

危ない「肺の隠れ慢性疾患」を治す!

石本修:著

定 価:1400円+税

発売日:2021年3月4日

頁 数:168ページ

判 型:四六判/並製

ISBN:978-4-86531-286-2

本書の内容

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は本当に危ない!

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、炎症などで気道が狭くなったり、酸素を取り込む袋状のもの(肺胞)が壊れたりなどで、肺の機能が低下し空気を十分に吐き出せなくなる結果、正常な呼吸が困難になる病気です。これを放置して症状が徐々に進行すると、身体を動かしにくくなり、運動機能が衰え、肺だけでなく全身的な病気を合併することも多く、大変危険なものです。
日本人の男性の死因の第8位、WHOの調査では2019年の世界の死因の第3位にランクインしています。40歳以上の日本人の有病率は8・6%。つまり12~13人に1人は、このCOPDにかかっていると推測されています。
“息切れ””息苦しさ”が代表的な自覚症状として挙げられるこのCOPDですが、単なる運動不足によるものか、それとも病的なものかは、判別がしづらく、それゆえ「隠れCOPD」が日本には推定530万人以上いるといわれています。その自覚症状のあいまいさは、「肺」という臓器の特殊性にも起因しています。新型コロナウイルス感染症で「肺」「肺炎」に注目が集まる今、「COPD」を防ぐ方法や判別方法を伝えつつ、「肺」がいかに健気で重要な臓器であるかに言及する健康実用本。

目 次

1章 あなたも隠れCOPDかも?
2章 「肺」という名のアンサング・ヒーロー
3章 長生きするために微生物から肺を守る
4章 ぜん息はコントロールするもの
5章 COPDと肺がんの関係
6章 呼吸が元気なら肺も心臓も働ける
7章 肺の元気度をチェックしよう
8章 肺の免疫力を上げる7つのヒント

著者プロフィール

石本修

(いしもと・おさむ)
1969年、兵庫県生まれ。医学博士。日本呼吸器学会認定の呼吸器専門医および指導医。日本内科学会認定の総合内科専門医。「おきのメディカルクリニック」院長。1995年、東北大学医学部卒業。2002年、東北大学大学院医学系研究科医科学専攻博士課程修了 。卒後一年目で、医師として最初に看取った呼吸器内科の患者さんに、 十分な治療を提供出来なかったという思いから、呼吸器の診療と研究に従事することに。その後 20 年以上、呼吸器内科医として急性期病院に勤務、数千人の呼吸器患者の診療に当たり、肺CTを1万回以上読影してきた。2016年、仙台に「おきのメディカルクリニック」を開院。内科外来診療の傍ら、ブログで最新英語論文を一般向けに紹介している。

担当より一言

「一度壊れた肺胞は二度と元には戻らない」という事実はご存じでしたか? 新型コロナウイルス感染症でがぜん注目を浴びている「肺」。肺という臓器が、心臓と並んでいかに特殊で大事な臓器であるか、そして健気な存在であるかがわかる本です。