本書の内容
日本語のおもしろさ、素晴らしさがぎっしり!
『いつも日本語で悩んでいます』につづき、朝日新聞朝刊に毎週連載の「ことばの広場」2017年3月から2019年3月までと、その進化版「ことばサプリ」2019年4月から2020年8月掲載分が一冊に。第一線の校閲記者たちが前著以上に掘り下げ、繰り広げる日本語との格闘。ことばの最前線から、ことばの核心に迫る!
[収録項目] ・「濡れ衣」は香の名?・「れる・られる」、やめられない?・「食べ歩き」の正解・ネット空間の「打ち言葉」・「おいしいです」は変?・「師匠をしくじる」とは?・「大人しい」のルーツ・「右」と「左」、どちらが優位?……
目 次
1 ことばは生き物。変身もする、盛衰もある
2 ことばの最前線! 新語が生まれるとき
3 知るたのしみ、使うたのしみ……語彙力で心豊かになる
4 ことばは物語をもっている。歴史の断面が語られる
5 語感、言い回し、使い方……日本語はおもしろい
著者プロフィール
朝日新聞校閲センター
(あさひしんぶんこうえつせんたー)
朝日新聞校閲センターは、朝日新聞社発足時の校正係から校閲部を経て、2006年から校閲センター。現在は東京・大阪両本社編集局に置かれており、陣容は東京53人、大阪20人。誤字やことばの誤用、紙面体裁、表記の統一、人権や差別問題に注意して、朝日新聞の朝刊、夕刊の紙面点検、朝日新聞デジタルの記事点検をしている。ほかに、紙面やデジタルでのことばに関するコラムの発信や社内研修も。
著書には『いつも日本語で悩んでいます』(さくら舎)がある。
担当より一言
新聞から発信される無数のことばの中から、最前線の校閲記者が気になることは? 興味津々のことばのワンダーランド! 「普通においしい」はどんな味?・・・フ~ム?