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文芸・一般

別れる勇気

男と女のいい関係のカタチ

家田荘子:著

定 価:1500円+税

発売日:2020年8月6日

頁 数:256ページ

判 型:四六判/並製

ISBN:978-4-86581-260-2

本書の内容

好き!理解できない! 別れるか別れないか⁉

なにかと厄介な男たち。著者が豊富な自己体験と取材データから書き下ろす、別れる勇気と別れない勇気。どうすればお互い上手く生きれるかを回答。意外と思い当たる困った人たちが登場。

目 次

第1群 もててるつもり ◎新しもの好きで飽き性 ◎一生もててしまう ◎とにかく曲がったことが嫌い ◎一見、優しそうで心が冷たい ◎根拠なくやたらと自信過剰 ◎なんでもかんでも賭ける ◎風俗なくしては生きていけない
第2群 つけるクスリ ◎浪費癖がなおらない ◎仕事もせず怠ける ◎嘘をついても平気 ◎とにかく無口で喋らない ◎ネガティブでイジイジウジウジ ◎世の中で一番大切なのは母親 ◎「物」「人」に対して潔癖すぎる
第3群 自分がかわいい ◎いつもNOといえない ◎いまだに男尊女卑 ◎とにかく喋り過ぎ ◎人差し指で埃をチェックする ◎いつも病気を言い訳にする ◎周りの空気を読むのが下手 ◎平気でお金を借りる

著者プロフィール

家田荘子

(いえだ・しょうこ)
愛知県に生まれる。作家。僧侶。高野山本山布教師。行者。日本大学芸術学部を卒業し、女優など10以上の職業に就いたあと、作家に転身。
1991年『私を抱いてそしてキスして――エイズ患者と過した一年の壮絶記録』(文藝春秋)で、第22回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。2007年、高野山大学で伝法灌頂を受け僧侶となり、同大学大学院修士課程を修了する。高野山高校特任講師。
著書には映画化された『極道の妻たち®』(青志社)、『少女犯罪』(ポプラ新書)、『四国八十八ヵ所つなぎ遍路』(ベストセラーズ)、『女性のための般若心経』(サンマーク出版)、『熟年婚活』(角川新書)、『孤独という名の生き方』『大人の女といわれる生き方』(以上、さくら舎)などがある。現在も執筆と取材の他、山行、水行、歩き遍路を欠かさない。高野山奥之院または総本山金剛峯寺に駐在し(不定期)、法話をおこなっている。

担当より一言

人間、深く付き合って初めてわかる嗜癖が誰にも少なからずあるもの。
嗜癖の被害が自らに及んだときどうすべきか。別れる勇気と別れない勇気、
どちらをとるべきか。著者の作家の感性と体験者としての臨機応変な智慧が
リアルすぎて、面白い一冊。