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歴史・哲学・宗教

日本人のための英仏独三国志

世界史の「複雑怪奇なり」が氷解!

八幡和郎:著

定 価:1600円+税

発売日:2020年5月19日

頁 数:272ページ

判 型:四六判/並製

ISBN:978-4-86581-241-1

本書の内容

三ヵ国の興亡から世界と日本がわかる!

近代化をもたらした産業革命や政治制度、民主主義の根幹をなす自由や人権などの思想はヨーロッパの長い歴史から生まれた。いまもなお世界の進歩をもたらす新しい価値観の多くがヨーロッパ、とくに英仏独から生み出されている。ヨーロッパの主役はやはり英仏独の三国である。本書はその三国の歴史がどう絡み合い、相互に影響を及ぼしながら展開してきたかを、『三国志』のごとく描くもの。有史以前のケルト人の拡散から、仏独伊の母体である中世フランク王国の成立、十字軍、英仏百年戦争、神聖ローマ帝国とハプスブルク家、宗教改革、ドイツ三十年戦争がつくったウェストファリア(主権国家)体制、フランス革命とナポレオン戦争の激震、二度の世界大戦から現代へ、という大きな流れを、三国並行で、国王や王妃、英雄、愛人、革命家などの人となりをからめながら語っていく。豊富なエピソードとともに語られるオペラや文学作品、観光名所などの蘊蓄も面白い。英仏独の歴史の絡み合いをひもとけば、現代の世界情勢が見えてくる! 英独仏がわかる地図・年表・系図入り!

目 次

プロローグ ヨーロッパは深い森の中から生まれた 
第1章 フランク王国成立とイングランド統一
第2章  十字軍と英仏百年戦争
第3章 ハプスブルク帝国全盛と宗教改革 
第4章  ドイツ三十年戦争と絶対王政
第5章  フランス革命とナポレオン戦争の激震
エピローグ 世界大戦とEU統合、ブレクジット

著者プロフィール

八幡和郎

(やわた・かずお)
1951年、滋賀県大津市に生まれる。東京大学法学部を卒業後、1975年、通商産業省入省。入省後官費留学生としてフランス国立行政学院(ENA)に留学。北西アジア課長(南北朝鮮担当)、大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任し、1997年退官。国士舘大学大学院客員教授、徳島文理大学大学院教授を務めるかたわら、作家、評論家として活躍中。著書には『世界と日本がわかる最強の世界史』『日本と世界がわかる最強の日本史』『歴史の定説100の嘘と誤解』(以上、扶桑社新書)、『「領土」の世界史』(祥伝社新書)、『世界の王室うんちく大全』(平凡社新書)、『愛と欲望のフランス王列伝』(集英社新書)、『消えた国家の謎』(イースト新書Q)、『令和日本史記』(ワニブックス)、『365日でわかる世界史 世界200カ国の歴史を「読む事典」』(清談社Publico)などがある。

担当より一言

有史以前から現代のブレグジットまで読み進めていくと、「ヨーロッパ」としてしか見えなかった英仏独の個性や違い、思考が見えてきます。波乱万丈・激動の世界史をお楽しみください!