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健康・医学

ステージ4のがんを治す!

赤木純児:著

定 価:1400円+税

発売日:2020年3月4日

頁 数:160ページ

判 型:四六判/並製

ISBN:978-4-86581-238-1

本書の内容

成功治療実績を全て出します!

三大標準治療(手術、抗がん剤、放射線)ではがんを治せない。医者から見放されたステージ4の末期がん患者たちは、「がん難民」と呼ばれ、その数は60万人以上といわれています。そんな患者たちを受け入れ、「緩和ケア」ではなく、寛解に向けて独自の統合医療を進める熊本のドクター、赤木純児医師の取り組みを紹介します。
赤木医師の治療方法は主に、ハイパーサーミアによる温熱療法、水素ガス吸入療法、免疫療法薬オプジーボ、低用量の抗がん剤治療の4つで、治療の根本にあるキーワードは、患者の「免疫力を上げる」こと。ミトコンドリアがその鍵を握る存在とし、ミトコンドリアの活性化に主眼をおいて治療しています。多くの患者を救ってきた赤木医師の成功症例を例にとりつつ、“赤木メソッド”の真髄に迫ります。

目 次

第1章 ステージ4(フォー)の症例
「ステージ4の切除不能の膵臓がん。60歳代男性。肝臓転移。共存状態が成立して5年。」ほか
第2章 治療と免疫力
「ハイパーサーミアは、体の内部を温める。がんは低温が好きで、42度以上になると死ぬ。温熱療法は、オーブンに入ると思えばよい。」ほか
第3章 がんの顔
「いい顔をしたがん」ってなに?『予後のいいがん』」もあるし『予後の悪いがん』もある。
第4章 がんの気持ち
「人間は非物質的な存在でもあるから物質だけ治療しても治らない。日本の残念な医療実態」ほか
第5章 ミトコンドリアの力
「がんを治す究極の活力源ミトコンドリアを元気にする生活の中の簡単な行動。」ほか

著者プロフィール

赤木純児

(あかぎ・じゅんじ)
1977年、九州大学文学部卒業後、宮崎医科大学医学部(現:宮崎大学医学部)に入り直し、1983年卒業。1989年熊本大学大学院医学研究科博士課程修了後、1992年から1995年までアメリカのNIH(National Institute of Health 国立衛生研究所)の、NCI(National Cancer Institute 米国国立癌研究所)に留学し、腫瘍免疫を学ぶ。帰国後、熊本大学第二外科(現消化器外科)勤務などを経て、2010年、玉名地域保健医療センター院長となる。2020年2月、くまもと免疫統合医療クリニックを開院。
日本がん治療認定医/消化器がん外科治療認定医/日本外科学会専門医・指導医/日本消化器外科学会専門医・指導医/日本消化器内視鏡学会専門医・指導医/日本消化器病学会専門医/日本乳癌学会認定医/日本統合医療学会認定医/日本統合医療学会理事・熊本県支部長/日本アロマセラピー学会評議員/理化学研究所客員研究員/国際水素医科学研究会理事長

担当より一言

がんとの闘いにおいて、標準治療に懸命に励み、その格闘の末にたどりついた、著者の提言(標準治療+代替医療)だけに説得力があります。「免疫力アップ」を治療の根本にすえた赤木医師のメソッドには、がん治療のみならず、「健康」を考えるうえで、非常に示唆に富んだものがあります。