本書の内容
こころが悩み疲れている人へ。癒されます!
実際の診療で日々「ことばセラピー」をおこなっている精神科医が、うつなどの症状に悩む人、人間関係に苦しむ人、不安・葛藤・嫉妬など負の感情を抱える人、壁にぶつかっている人などに処方し、効果の高かったことばを厳選! 著者みずからも青年期に神経症的な葛藤に苦しんだ体験を持つ。120のことばは、これまで人々を支えてきた名言はもちろん、著者ならではのセレクションが異彩を放つ。待望の書き下ろし!
目 次
第1章 気になるあの人のことば
・しんどいときに夢のチャージ ・つらい記憶の対処法 ・新しい自分になる時間……
第2章 レジェンドがかける魔法
・しわのある顔が好き ・失敗、バンザイ! ・視界不良になったとき……
第3章 悩み相談、プロのひとこと
・どこにも気が合わない人は2割はいる ・脳は心配性 ・くよくよしないヒント……
第4章 文豪に聞いてみよう
・人は一生迷いあるく ・人生は初体験の連続 ・失恋の処方箋……
第5章 そっとつぶやいてみる
・希望だけを見る練習 ・LIVEとEVIL ・つながり!がそこにある……
著者プロフィール
上月英樹
(こうつき・ひでき)
1953年、山形県に生まれる。精神科医。医療法人新生会土浦メンタルクリニック所長。山形東高校から筑波大学医学専門学群を卒業後、日立総合病院内科研修医を経て筑波大学精神科へ入る。筑波大学精神科准教授を経て、2004年に豊後荘病院へ。副院長のあと2007年より土浦メンタルクリニック所長。この間、1990~91年にかけて、文部省在外研究員としてメルボルン大学、オースチン病院、青年期部門に留学した。専門は、青年期精神医学、うつ病、不安障害。著書には『精神科医がつかっている「ことば」セラピー』(さくら舎)などがある。
担当より一言
こころの風通しがよくなります! 2020年の「お守り」になる一冊です!