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歴史・哲学・宗教

天才光秀と覇王信長

加来耕三:著

定 価:1,600円+税

発売日:2019年12月3日

頁 数:296ページ

判 型:四六判/並製

ISBN:978-4-86581-228-2

本書の内容

天才・光秀の正体!「本能寺の変」の深層!

戦国時代、極めて優秀な外交能力、行政手腕、武将としての力量を持ち、覇王・織田信長の右腕となって活躍した天才・明智光秀。歴史上の有名人でありながら、いまだにその出身地、生年すら正確には明らかになっていない。信長に仕えるまでの、光秀の謎に包まれた前半生を解明するとともに、なぜ謀反を起こしたのか、諸説ある“本能寺の変”の深層に迫る。ついに2020年のNHK大河ドラマ(主演・長谷川博己)が謎のヒーローに挑戦!

目 次

序 章  呪縛の解けた時代
第一章  歴史に光秀を送り出したもの
第二章  戦国乱世の様相
第三章  「下剋上」の完成・織田信長
第四章  〝天下布武〟を目ざして
第五章  織田家筆頭の地位
終 章  敵は本能寺にあり

著者プロフィール

加来耕三

(かく・こうぞう)
1958年、大阪市生まれ。歴史家、作家。奈良大学文学部史学科卒業。著作活動のほかに、テレビ・ラジオ番組の時代考証や番組の企画・監修・構成を担当。人気テレビ番組「ザ・今夜はヒストリー」(TBS系)、「BS歴史館」「英雄たちの選択(以上、NHK BSプレミアム)、などに出演。さらに全国各地での講演活動も精力的におこなっている。
著書には『図説「生きる力」は日本史に学べ』(青春文庫)、『刀の日本史』(講談社現代新書)、『歴史に学ぶ自己再生の理論』(論創社)、『誰が、なぜ? 加来耕三のまさかの日本史』『名家老たちの危機の戦略戦術』『謀略!大坂城』『幕末維新 まさかの深層』(以上、さくら舎)、『日本武術・武道大事典』(監修・勉誠出版)、『コミック版 日本の歴史』シリーズ既刊五十四巻(監修・ポプラ社)
などがある。

担当より一言

2020年度NHK大河ドラマの主人公である明智光秀。信長の側近中の側近であった光秀が信長に謀反を起こした「本能寺の変」は歴史上最大のミステリーといえるでしょう。なぜ信長を討ったのかは諸説ありますが、この光秀の姿に共感を覚えるサラリーマンは多いのではないでしょうか。中途入社で頑張って成績を上げても、「まだまだやれる」とカリスマトップから次から次へと押し付けられる難題。プレッシャーがハンパではなかったことは察しがつきます。そんなことを思いながら、本書を、ドラマを見るとより楽しみが増すでしょう。