本書の内容
家事を上手に手放して家族関係をよくする本!
「家事は女が」という思考から抜けきれない日本の現状に『「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす』(光文社新書)をもって一石を投じた著者。その後も朝日新聞の「耕論」(2019.1.29)や「婦人公論」(2019.10.23)の特集「家事はもう、がんばらなくていい」などで「女の家事」の見直し方を提言。女性が家事をひとりで抱えこまず、心の負担を軽減する方法を示します。もしかしたら、いま家族のためにと思ってやっているのは単なる尻拭いかも……尻拭いをやめてみると、家族関係もよくなること必須です! そして夫や子どもも生活技術としての家事が「できない人」から「できる人」になります!
目 次
第1章 脱・飯炊き女
第2章 脱・散らかった部屋ストレス
第3章 脱・断捨離トラウマ
第4章 脱・愛情神話
第5章 脱・夫&子どもの尻拭い
著者プロフィール
佐光紀子
(さこう・のりこ)
1961年、東京都に生まれる。1984年、国際基督教大学を卒業。繊維メーカーや証券会社で翻訳や調査に携わったあと、フリーの翻訳者に。ある本の翻訳をきっかけに、重曹や酢などの自然素材を使った家事に目覚め、研究を始める。2002年、『キッチンの材料でおそうじするナチュラルクリーニング』(ブロンズ新社)を出版。以降、掃除講座や執筆活動を展開中。2016年、上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科博士前期課程修了(修士号取得。
著書には『家事は8割捨てていい』(宝島社)、『常識やぶりの「家事半分」術』(PHP研究所)、『「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす』(光文社新書)などがある。
担当より一言
愛情という名で家族の尻拭いをするのをやめてみましょう! 家族関係改善の秘策はここにあるかもしれません!