本書の内容
無類の「ひとり好き」が見つけた新たな生き方!
男に頼って生きてきたシングルマザーの母のもと、モデルとして15歳から家族を支え、トップモデルとなって、2度の結婚、2度の離婚。娘と息子をひとりで育てる。葛藤のあった母が80歳を過ぎ、認知症に。その介護体験は『母の日記』に赤裸々に語られ、話題になった。60代の著者はひとりになり(子どもは独立、母は介護施設に)、「私の役目は終わった」と心がしぼんでしまう。そんなとき、シェアハウス(外国人OK)の提案が! すぐに家を改造し、寮母?に。無類の「ひとり好き」がシェアハウスを始めたことで、新たな居場所を見つけ、かけがえのない人間関係をつくっていく過程が軽妙に語られる。さらに、60代以降、何を見、何を知り、何を学び、何を食べ、何を楽しむか、すべてセンスが必要と、センスよく生きる方法が明かされる。
目 次
第1章 人間、いくらだって変われる
第2章 「ひとり嫌い」のときもある
第3章 センスよく生きる人
第4章 大人舌のたのしみ
第5章 「ひとり好き」の直言
著者プロフィール
秋川リサ
1952年、東京都に生まれる。1968年、資生堂のサマーキャンペーンでCMデビュー、帝人専属モデル、雑誌「アンアン」などのトップモデルとして活躍。以降、モデルタレントの先駆けとして、テレビドラマ、バラエティ番組、映画、舞台に出演、女優、タレントとして活躍。2001年には、ビーズアート教室を開設し、ビーズ刺繡の普及にも努める。2014年、母を介護した体験を赤裸々に綴った『母の日記』を出版。大きな反響を呼ぶ。現在、介護関係の講演も各地でおこなつている。
著書には『母の日記』(NOVA出版)のほかに、『60歳。だからなんなの』(さくら舎)、『秋川リサのビーズワーク』(日本ヴォーグ社)などがある。
担当より一言
ゴキブリ事件をきっかけにはじめたシェアハウスで人生が一転! 60代からの人生のたのしみ方、生き方のヒントに満ちた本です!