本書の内容
本当の自信を取り戻し、自分の好きな身体に変わる方法!
美的に、健康的に、ダイエット願望は世代を超えて強い反面、ダイエットに悩み、苦しむ人も多い。本書は、第一線の精神科医であり、摂食障害の専門医が、ダイエットがうまくいかない人、苦しみながら続けている人、またダイエットに疲れた人、傷ついた人が、どうすれば幸せにやせられるかを心理面からサポートする。
「ダイエットが苦しい……続けているとつらくなる。たとえうまくいっても気が抜けない。もう疲れた…でも、やっぱりやせたい! そんなことはありませんか? じつはダイエットによって、私たちの心は思いのほか傷つけられているのです。その心理を解き明かしながら、これ以上傷つくことなく「幸せにやせる」にはどうしたらいいか、一緒に考えていきましょう」――著者からのメッセージ!
目 次
第1章「ダイエット」に傷ついてきたあなたへ
第2章 あなたを苦しめる「やせたがり」の声
第3章 いちばんの近道は「ありのままの自分」を受け入れること
第4章 どうして「他人の評価」に振り回されてしまうのか?
第5章 プチ・トラウマは対人関係で癒やせる
第6章 本当に成功するダイエットとは?
第7章 もっと「やせたがり」から自由になるために
第8章 「幸せにやせる」ための8つのマインド
著者プロフィール
水島広子
精神科医。慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、現在、対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)。アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン(AHJ)代表。2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本的改正をはじめ数々の法案の修正に力を尽くし実現させた。
著書にはベストセラー『女子の人間関係』(サンクチュアリ出版)、『「怒り」がスーッと消える本』『自己肯定感、持っていますか?』(以上、大和出版)、『「心がボロボロ」がスーッとラクになる本』『プレッシャーに負けない方法』『イライラを手放す生き方』(以上、さくら舎)、『10代のうちに知っておきたい 折れない心の作り方』(紀伊國屋書店)、『自分でできる対人関係療法』(創元社)、『女に生まれてよかった。と心から思える本』(朝日新聞出版)、『「毒親」の正体』(新潮新書)などがある。
担当より一言
ダイエットは魔法の杖ではありません。そのうえ、「やせたがりほどやせられない」という負の法則が生きています。しかし、水島式に自分の心と向き合っていけば、幸せにやせるマインドを手に入れられると思います。