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社会・政治

黒いカネを貪る面々

平成闇の事件史

一ノ宮美成:著
グループ・K21:著

定 価:1,600円+税

発売日:2019年4月2日

頁 数:272ページ

判 型:四六判/並製

ISBN:978-4-86581-193-3

本書の内容

蔓延(はびこ)り蠢く巨悪・小悪の素顔と闇に肉薄!

政治家、教育関係者、僧侶、暴力団、金融業者、ゼネコンなどいわく付きのカネの亡者たちが懲りずに貪り合う金脈。現代の尽きることのない黒い欲望に実際の現地取材で肉薄する。平成の世に起きた闇の事件34を収録。

目 次

第1章◎騙し騙されの詐欺と密輸
*六本木「湖雲寺」地上げ騒動の黒幕 
*大阪・ミナミ「精華小跡地」地上げの場外乱闘 
*続発する福岡金塊強奪事件の闇 
*佐川印刷グループの90億円不正流用事件の不思議 
*積水ハウス「地面師事件」の複雑怪奇 他

第2章◎政・官・財を繋ぐブラックマネー
*連面と続く「Ⅿ資金詐欺」 
*スパコン助成金6億円の詐取の裏ルート 
*菅官房長官補佐官の不可解退任の裏側 
*マルチ商法「ジャパンライフ」の暗黒史 他
第3章◎「王将」社長射殺事件の裏
第4章◎財団・宗派・学校法人の仮面
第5章◎東京に巣くう利権の蠢き
第6章◎談合・IR・カジノ・万博の闇 

初出:「週刊実話」連載「ブラックマネー」2018年1月~2019年1月

著者プロフィール

一ノ宮美成

(いちのみや・よしなり)
1949年、大分県に生まれる。同志社大学文学部を卒業し、新聞記者を経てフリージャーナリストに。著書には『京に蠢く懲りない面々』(かもがわ出版)などの「蠢く」シリーズ、『闇の帝王〈許永中〉』『同和利権の真相 ①~④』(以上、宝島文庫)、『京都と闇社会』『大阪と闇社会』(以上、宝島SUGOI文庫)、『京都に蠢く懲りない面々』(講談社+α文庫)、『大阪・役人天国の果てなき闇』(講談社)、『山口組分裂の真相』(宝島社)などがある。

グループ・K21

関西のフリージャーナリスト集団。『関西に蠢く懲りない面々』シリーズ(かもがわ出版)でデビュー。

担当より一言

本書は読めば読むほど、世の中に黒いカネに群がる事件は尽きないものだと実感する本です。
マスメディアが取り上げない犯罪も多数収録されており、迫力十分の一冊となっています。