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社会・政治

自民党の番頭 林幹雄の凄腕

二階幹事長の懐刀

大下英治:著

定 価:1800円+税

発売日:2019年2月6日

頁 数:320ページ

判 型:四六判/並製

ISBN:978-4-86581-183-4

本書の内容

大物幹事長を補佐する林幹事長代理の剛腕!

林幹雄(はやし・もとお)は1947年、千葉県香取郡に衆議院議員林大幹の長男として生まれました。1970年に日本大学芸術学部を卒業、1972年に林大幹の秘書となり、1983年に千葉県議会議員に初当選、以後3期連続当選。1993年に衆議院議員初当選、現在当選8回。1998年に運輸政務次官、2002年に自由民主党総務部会長、2008年に国家公安委員長、併せて防災担当と沖縄・北方対策担当の内閣府特命担当大臣となる、同年自由民主党幹事長代理となる。2015年経済産業大臣となり、2016年自由民主党幹事長代理となる。この略歴からわかるように、林幹雄は、典型的な世襲の党人派の自民党政治家で、裏方仕事、影の根回しにたけ、とりわけ二階幹事長の影の懐刀と言われています。
本書で、大下氏は多数の関係者に取材し、党人派の政治家がどのように誕生し、国会・国政・権力を秘められた手練手管でどう動かしているのかを明らかにしています。

目 次

第1章◎自民党幹事長特別補佐官 
第2章◎先見力と迅速力 
第3章◎安岡正篤と林大幹 
第4章◎政界再編の奔流 
第5章◎野党生活 
第6章◎経済産業大臣 
第7章◎経済政策の推進 
第8章◎二階幹事長の凄技外交

著者プロフィール

大下英治

(おおした・えいじ)
1944年、広島県に生まれる。広島大学文学部を卒業。「週刊文春」記者をへて、作家として政財官界から芸能、犯罪まで幅広いジャンルで旺盛な創作活動をつづけている。
著書には『十三人のユダ 三越・男たちの野望と崩壊』(新潮文庫)、『実録 田中角栄と鉄の軍団』シリーズ(全三巻、講談社+α文庫)、『昭和闇の支配者』シリーズ(全六巻、だいわ文庫)、『トップ屋魂 首輪のない猟犬』(イースト・プレス)、『安倍官邸「権力」の正体』(角川新書)、『高倉健の背中 監督・降旗康男に遺した男の立ち姿』(朝日新聞出版)、『孫正義に学ぶ知恵』(東洋出版)、『落ちこぼれでも成功できる ニトリの経営戦記』(徳間書店)、『逆襲弁護士 河合弘之』『専横のカリスマ 渡邉恒雄』『激闘!闇の帝王 安藤昇』『永田町知謀戦』(1~3)『百円の男 ダイソー矢野博丈』『日本のドン 血と弾丸の抗争』(以上、さくら舎)などがある。

担当より一言