本書の内容
便秘による認知・健康リスクを絶ち切る!
現在、1000万人以上といわれる便秘人口。高齢社会になって便秘も高齢化? 新たな便秘のタイプが見られるようになりました。こだわり便秘・無気力便秘・ボケ便秘……いずれも腸の機能低下はもちろん、脳機能が関わってきています。腸はセカンド・ブレイン(第二の脳)! 腸機能の衰えが脳に波及。腸のコンディションを整えることで脳の老化予防も期待できます。本書は便秘外来の第一線で活躍している医師の、腸の老化を防ぎ、下剤に頼らず便秘にならない体をつくるにはどうすればいいかを具体的に紹介した本です。
目 次
第1章 腸もボケる?
・年齢で便秘のタイプが変わってくる
・便秘によって引き起こされる病気はある?
第2章 なぜ腸が不調になるのか
・高齢者の腸はつらいよ
・動きの悪い腸をリセットする ……
第3章 腸を元気にする食べ物
・医学的エビデンスが裏づけるキウイフルーツ
の快腸力
・腸の負担を軽くするもち麦パワー ……
第4章 老化・病気を防ぐ食生活
・脳の老化防止にオリーブポリフェノール
・大腸の健康にエキストラバージン・オリーブ
オイル ……
著者プロフィール
松生恒夫
(まついけ・つねお)
1955年、東京都に生まれる。医学博士。松生クリニック院長。東京慈恵会医科大学卒業。同大学第三病院内科助手、松島病院大腸肛門病センター診療部長などを経て、2004年、東京都立川市に松生クリニックを開業。これまで4万件以上の大腸内視鏡検査をおこない、「便秘外来」の専門医、第一人者である。
著書には『寿命をのばしたかったら「便秘」を改善しなさい!』(海竜社)、『寿命の9割は腸で決まる』(幻冬舎新書)、『日本一の長寿県と世界一の長寿村の腸にいい食事』(PHP新書)などがある。
担当より一言
腸のコンディションは大きな健康テーマです。体調も気分も爽快になるよう、腸の高齢化にストップをかける食材を大いに活用しましょう!