本書の内容
たった10年で日本は大きく変わる!
2020年の東京五輪開催まであと2年を切った。この五輪の招致にあたっては、国や東京都が主導した招致委員会が「世界一カネのかからない五輪」と各方面に説明していた。しかし、蓋を開けてみれば「史上最大のカネが動くカネまみれの五輪」となってしまった。
東京五輪が開催されるはるか前から、オリンピック後は不況になると言われてきた。少子高齢化、人口減少が進み、経済も人間も老いてしまっているなか、反動不況によって一体何が起きるのか? 中国人に見捨てられ「観光立国」終焉、窮地に陥った政府が個人資産を奪う、気がつけば400万人の移民大国、働く女性が報われない女性残酷社会、リニア新幹線は絶対ペイしない、キャッシュレスによる監視社会の完成……。
本書は、東京五輪後の日本の近未来を楽観論ではなく、“悲観論”から予測する。
悲観論は楽観論より未来に備え力があるからである。
目 次
2020年 東京オリンピック「大炎上」
2021年 「五輪後不況」でついに不動産大暴落
2022年 中国人に見捨てられ「観光立国」終焉
2023年 財政破綻秒読み! 政府が個人資産を奪う
2024年 気がつけば400万人、ついに移民大国に!
2025年 年金破綻で右も左も貧困老人ばかり
2026年 ヤンキー絶滅、結婚難民、女性残酷社会
2027年 ついに開通もリニア新幹線に乗客なし
2028年 大学は潰れ、卒業しても職なし借金まみれ
2029年 AIに職を奪われ、街に溢れる失業者
2030年 キャッシュレスによる監視社会の完成
著者プロフィール
山田順
1952年、神奈川県横浜市に生まれる。立教大学文学部を卒業後、光文社に入社。「光文社ペーパーバックス」を創刊し、編集長を務めた後、2010年からフリーランスになり、国際政治・経済・ビジネスの分野で取材・執筆活動を展開中。
著書には『出版大崩壊』『資産フライト』『円安亡国』(以上、文春新書)、『本当は怖いソーシャルメディア』(小学館新書)、『「中国の夢」は100年たっても実現しない』(PHP研究所)、『地方創生の罠』(イースト新書)、『永久属国論』(さくら舎)など、翻訳書に『ロシアン・ゴッドファーザー』(リム出版)がある。
個人HP:
http//www.junpay.sakura.ne.jp/
メルマガ:
http//foomii.com/00065
担当より一言
少子高齢化、人口減の社会で日本はどうなっていくのか?
今までの経済学が通用しない未来をどう生き抜くかのヒントが得られます。