本書の内容
元ソニー幹部が明かす副業の選び方やり方
パチプロ、キャバレーのボーイなどを経て、高卒・地方子会社の中途採用からソニーの幹部社員となった著者は、サラリーマン時代から本業の給与に迫る副業収入を稼いでいた! これまでの本業遍歴と副業遍歴を赤裸々に告白しつつ、大副業時代の真っ只中を生きる現役サラリーマン、そして定年が視野に入ってきたベテランたちへ、定年を過ぎても副業で稼ぐ極意を明かす。
目 次
第一章 20代・パチプロからソニー社員へ
①本業の遍歴 ②本業選びの考え方
第二章 30代からの副業人生
①副業の遍歴 ②副業選びの考え方
第三章 どの職業でどのくらい稼げるか
①勤労所得、不労所得、非労所得の特徴 ②インターネットビジネスで稼ぐ ③職業選びの基本――年功能力主義
第四章 年齢で変えた私の副業と稼いだ金額
①確定申告が語る人生 ②ヒト・モノ・カネのルール ③定年後に終わらないために――体力から知力へ、そして財力へ
著者プロフィール
原田節雄
(はらだ・せつお)
1947年、山口県に生まれる。桜美林大学客員教授(経営学)。東京工業大学、岐阜大学、北陸先端科学技術大学院大学などの非常勤講師やゲスト講師、経済産業省や農林水産省が主催する国際標準化人材育成講座の主任講師なども務めている。1970年にソニーに勤務し、スタンダード戦略グループ・ダイレクターの職を最後に2010年に自主退社。ソニー在籍中から技術標準化分野で活躍し、JR東日本のスイカ(Suica)国内市場導入において、非国際標準を理由にして優れた日本の技術を排斥する欧米からの熾烈な攻撃を制し、Suica のISO/IEC 国際標準化を成功させた実績を持つ。「失敗しない交渉人」の異名を持ち、2008年、国際標準化活動への功績により内閣総理大臣表彰を受けた。
著書には『国際ビジネス勝利の方程式「標準化」と「知財」が御社を救う』(朝日新書)、『ソニー 失われた20年 内側から見た無能と希望』『ソニー 破壊者の系譜』(以上、さくら舎) 、『本質と現象の両輪経営戦略』『標準と知財の両輪経営戦略』(以上、日本規格協会)、『実録・交渉の達人 国際標準化戦争秘録』(日経BP社)などがある。
担当より一言
サラリーマンは、いわば経済弱者。現状打破、明るい未来の実現に、副業はとても有効な手段です。