本書の内容
「どうしていいかわからない」とき、読んでみる本。
精神科医で「対人関係療法」の第一人者が、誰もが日常生活のさまざまな場面で直面する、よくある悩みに答えます。まわりとうまくいかないとき、プレッシャーに襲われたとき、自信をなくしたとき、大事なものを失ったとき、やる気が出ないとき……などなど、該当ページを開いてください。問題をどう受け止め、どう対処したらいいかが簡潔に書かれています。誰かに相談したいとき、心をサポートしてくれる一冊です。
目 次
1 不安感が消えないときの気持ちの整理法
2 プレッシャーを感じるときの気持ちの整理法
3 イライラが止まらないときの気持ちの整理法
4 不快指数が上昇したときの気持ちの整理法
5 気弱になったときの気持ちの整理法
6 無力感が生まれたときの気持ちの整理法
7 心の傷が痛いときの気持ちの整理法
8 うつっぽいときの気持ちの整理法
著者プロフィール
水島広子
(みずしま・ひろこ)
精神科医。慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、現在、対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)。アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン(AHJ)代表。2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本的改正をはじめ、数々の法案の修正に力を尽くし実現させた。
著書にはベストセラー『女子の人間関係』(サンクチュアリ出版)、『「怒り」がスーッと消える本』『自己肯定感、持っていますか?』『大人のための「困った感情」のトリセツ』(以上、大和出版)、『「心がボロボロ」がスーッとラクになる本』『プレッシャーに負けない方法』(以上、さくら舎)、『自分でできる対人関係療法』(創元社)、などがある。
担当より一言
家族関係で生まれるモンダイ、友人関係で生じるキレツ、仕事関係で起きるトラブル……人と対さずに生きることはできないので、本書は出番が多くなること必須です。