BOOKS INFORMATION 書籍案内

歴史・哲学・宗教

幕末維新 まさかの深層

明治維新一五〇年は日本を救ったのか

加来耕三:著

定 価:1,600円+税

発売日:2017年12月6日

頁 数:280ページ

判 型:四六判/並製

ISBN:978-4-86581--130-8

本書の内容

幕末維新の“うそのような本当の深層の話”

「攘夷の総本山・水戸斉昭は、実は開国論者だった!」
「江戸の幕閣はアメリカに関する最新情報を収集し、ペリー来航前にすでに分析を終えていた!」
「幕末日本に一番影響を与えた人物はナポレオンだった!」
「国土防衛の切り札はパンだった!」
……最新の研究成果によって浮かび上がってきた、幕末・明治期の“うそのような本当の話”や、歴史の陰に埋もれた知られざる偉人たちのエピソードを紹介する。著者は言う。「明治維新を“第一の開国”とするなら、“第二の開国”はアジア・太平洋戦争の敗戦。明治維新150年を迎えようとする今、“第三の開国”を断行しなければ迷走するこの国を変えられないのではないか。具体的にどうずればいいか。わたしは“第一の開国”明治維新にこそ学ぶべきだと考える」

目 次

序 章 意外な明治維新の出発点
第一章 終始劣勢だったペリー外交
第二章 空白の十三年
第三章 内憂外患の深層
第四章 明治維新、もう一つの可能性

著者プロフィール

加来耕三

(かく・こうぞう)
1958年、大阪市生まれ。歴史家、作家。奈良大学文学部史学科卒業。著作活動のほかに、テレビ・ラジオ番組の時代考証や番組の企画・監修・構成を担当。人気テレビ番組「ザ・今夜はヒストリー」(TBS系)、「BS歴史館」「英雄たちの選択(以上、NHK BSプレミアム)、などに出演。さらに全国各地での講演活動も精力的におこなっている。
著書には『坂本龍馬の正体』(講談社+α文庫)、『刀の日本史』(講談社現代新書)、『歴史に学ぶ自己再生の理論』(論創社)、『誰が、なぜ? 加来耕三のまさかの日本史』『名家老たちの危機の戦略戦術』『謀略!大坂城』(以上、さくら舎)、『日本武術・武道大事典』(監修・勉誠出版)、『コミック版 日本の歴史』シリーズ既刊六十一巻(監修・ポプラ社)などがある。

担当より一言

学校で教わった話とは違う、「エーッ、そうだったのか」という仰天エピソード満載です!ペリー来航時の江戸幕閣の驚きの理由は目から鱗です!