
本書の内容
「改憲派」も「護憲派」も見誤っている歴史構造!
- 日本の戦後史のタブーに挑戦する問題作。確かに戦後日本は、何事もアメリカあっての国。
日本の戦後史は何事も自分で決めれない歴史です。しかし、アメリカの属国として、美味しい思いもしてきている。法律の名前が変わろうと、日本の首相が変わろうとアメリカとともに平和と繁栄を謳歌してきた。しかし、アメリカの属国であり続けながら、いま直面している憲法問題、安保法制、北朝鮮問題をどうするかを本質から考えるに最適な一冊。
目 次
第1章 | アメリカの属国 |
第2章 | 日本国憲法成立の深層 |
第3章 | サンフランシスコ平和条約による属国固定化 |
第4章 | 日米安保条約と沖縄返還の真相 |
第5章 | たった43年間だけの独立国家 1902―1945 |
第6章 | 冷戦と核武装と国家主権 |
第7章 | 中国の覇権拡大と尖閣諸島の地政学 |
第8章 | アメリカ世界支配の構造 |
第9章 | アメリカ一極世界は永続するか |
著者プロフィール
山田順
(やまだ・じゅん)
ジャーナリスト、作家。1952年、神奈川県横浜市に生まれる。立教大学文学部を卒業後、光文社に入社。「光文社ペーパーバックス」を創刊し、編集長を務めた後、2010年からフリーランスになり、国際政治・経済・ビジネスの分野で取材・執筆活動を展開中。
著書には『出版大崩壊』『資産フライト』(以上、文春新書)、『本当は怖いソーシャルメディア』(小学館新書)、『中国の夢は100年たっても実現しない』(PHP研究所)などがあり、翻訳書に『ロシアン・ゴッドファーザー』(リム出版)がある。近著に『円安亡国』(文春新書)、『地方創生の罠』(イースト新書)がある。
担当より一言
刺激的な1冊です。最後の結論にはビックリ間違いなし。改憲派も護憲派も目から鱗が落ちるのではないでしょうか。