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心理・教育・科学

超ヤバい話

地球・人間・エネルギーの危機と未来

長沼毅:著

定 価:1,500円+税

発売日:2017年8月2日

頁 数:216(4C口絵8)ページ

判 型:四六判・並製

ISBN:978-4-86581-111-7

本書の内容

地球は壊れてしまうのか、人類は滅亡するのか

  • 広島大学大学院生物圏科学研究科の長沼毅教授が、2014年から2016年にかけて新宿ロフトプラスワンとロフトプラスWESTにて行った「長沼毅のほろ酔い大学」のここだけの話の講義内容を書籍化。
    テーマは「地球」「エネルギー」「人間」。文明を破壊しうる天変地異は起こるのか、原子力や化石燃料に代わる夢の新エネルギー、世界平和の実現という観点から見た「人間」という種族の可能性に迫ります。

目 次

第1章 天変地異論
~これからの地球はどうなる~
・地球は本当に温暖化しているのか?
・イエローストーン大噴火で文明崩壊?
   
第2章 大エネルギー論
~世界のエネルギー事情最前線~
・衝撃の2003年、日本に原発のない夏があった⁉
・水素燃料電池が世界のエネルギー危機を救う!
   
第3章 生物学者から見る「人間」
・ほ乳類は「愛の動物」
・ゆるしの技術”If I were you,”

著者プロフィール

長沼毅

(ながぬま・たけし)
1961年、人間初の宇宙飛行の日、三重県四日市市に生まれる。4歳からは神奈川県大和市で育つ。海洋科学技術センター(JAMSTEC、現・独立行政法人海洋研究開発機構)深海研究部研究員、カリフォルニア大学サンタバーバラ校客員研究員などを経て、現在は広島大学大学院生物圏科学研究科教授。北極、南極、深海、砂漠など世界の辺境に極限生物を探し、地球外生命を追究しつづけている吟遊科学者。
主な著書に『世界をやりなおしても生命は生まれるか?』(朝日出版社)、『考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子』(クロスメディア・パブリッシング)、『ゼロからはじめる生命のトリセツ』(角川文庫)、『生物圏の形而上学 ―宇宙・ヒト・微生物―』(青土社)などがある。

担当より一言

天変地異による地球の危機、エネルギーの枯渇と新エネルギーの誕生、人間という生物の本質と恐ろしくもファンタスティックな遺伝子編集の可能性……地球と文明に関するクライシスと希望の話が盛り沢山!知的好奇心をそそる充実の内容です!