本書の内容
困った自分、変えたい自分を別人に変える心の技術!
- 日々、心身の不調に悩む人々に接していた精神科医が、衝撃の出会いをする。何年もうつで薬漬けだった患者が「超越瞑想」によって、重度のうつから脱したのだ。著者は、この瞑想法で心と体に何が起きるのか、臨床をはじめる。そして、驚くべき身体的、心理的結果を得た。
超越瞑想はビートルズが実践したことで知られるようになったが、その効果は科学的にも実証されている。
さらに、超越瞑想実践者の生の声を収録。映画監督のデヴィッド・リンチは、いつも怒っていた自分が2週間ほどで消えたと語り、いまでは財団をつくって超越瞑想の支援をしている。アカデミー賞監督のマーティン・スコセッシは多忙のストレスでパニック発作を起こしていたが、60代で超越瞑想を学んでから、発作が創造的な考えや決断力に変わったと語る。革命的投資戦略で知られるレイ・ダリオも長年にわたって実践と支援を続けている……などなど、可能性に満ちた実例にあふれている。
目 次
第一部 | 超越――驚きに満ちた意識 | ||||||||||||||
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第二部 | 癒し――超越瞑想の生理的効果 | ||||||||||||||
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第三部 | 変容――超越瞑想の心理的効果 | ||||||||||||||
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第四部 | 調和――心、体、人間関係、社会におよぼす効果 | ||||||||||||||
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著者プロフィール
ノーマン・ローゼンタール
(Norman E.Rosenthal,M.D.)
「米国のベストドクター」の一人である精神科医。ジョージタウン医科大学教授。ワシントンDCで30年以上、開業。国立精神衛生研究所にフェロー、研究員、上席研究員として20年以上勤務。同研究所で、季節性情動障害(SAD)を発見しその治療法を開発。うつ病治療への貢献が評価され「アンナ・モニカ財団賞」を受賞。「米国消費者研究委員会」の「米国のトップ精神科医のガイド」にも紹介されている。100以上の学術論文があり、一般向けにも、『季節性うつ病』(講談社現代新書)、『The Emotional Revolution』などの著書がある。
原田稔久
(はらだ・としひさ)
1951年、岐阜県生まれ。東京大学工学部卒業。1976年に超越瞑想を学ぶ。測量設計会社勤務、公立高校教員を経て、マハリシ・ヨーロッパ研究大学超越瞑想教師養成コース修了。超越瞑想教師。翻訳家。訳書に『超越瞑想』(共訳、マハリシ出版)、『超越瞑想と悟り』(読売新聞社)、『マハリシが悟りの時代を告げる』(マハリシ総合研究所)、『聖なる意識の目ざめ』(青村出版社)などがある。
推薦者:略歴
メフメット・C・オズ――エミー賞を獲得した「ドクター・オズ・ショー」の司会者。ニューヨーク・プレスビテリアン病院コロンビア大学医療センター外科副部長兼教授。
蓮村 誠(はすむら・まこと)――東京慈恵会医科大学を卒業後、同大学病理学教室および神経病理研究室に勤務。その後、マハリシ南青山プライムクリニック院長。
担当より一言
テーマは瞑想ですが、これは精神世界の本ではありません。心理の本です。心の問題に強力な援軍があらわれました! 実例が示す、超越瞑想がもつ力に感動です。