本書の内容
内田樹氏、推薦!これからの生き方のヒント!
- 内田樹氏が絶賛!
「星野さんは『山のような人』である。山は何も話さないけれど、もし口があったら、星野さんみたいに話すんだと思う。めっちゃ面白い本です」
山岳信仰の地・出羽三山で修験道を守り続ける羽黒山伏。そのシンプルな言葉が心と体に効いてくる!
●修験道とは「大自然のなかに身をおいて、感じたことを考える哲学」。まず感じること。それから考える。●山や川や海、人間も本来は自然だからね、じつはうまく混ざる。同じものだからだ。●「うけたもう」羽黒修験だけにある言葉だ。すべてを受け入れる。そこには信頼があるんだろうね。●重要なんだよ、気になるということが。気になるって、頭がさせるわけじゃない。魂がさせるわけだから。気になることをどんどんやれば、魂がよろこぶ。●決断は頭ではできない。決断は魂だ。●魂のまにまに、感じたことをやりなさい。頭で止めないこと。感じたことをどうしてやるかは、考えてやりなさい。魂のまにまにを大事にして。そうするとうまくいく。
自然とつながり、感じることを大切にして生きる。これからの生き方のヒント!
目 次
一 | よみがえる山の思想 |
二 | 自然と人をつなぐ山伏 |
三 | 感じる力を呼び覚ます修行 |
四 | 野性の女と度量の男 |
五 | 見えないものを見る祈り |
著者プロフィール
羽黒山伏 星野文紘
(ほしの・ふみひろ) [山伏名:尚文]
羽黒山伏。1600年代からつづく山形県出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)の宿坊「大聖坊」の三男として、1946年に生まれる。1971年、東洋大学文学部を卒業後、大聖坊一三代目を継承し、「秋の峰」に初入峰、山伏名「尚文」を拝命する。2007年、出羽三山の最高の修行である「冬の峰百日行」の松聖をつとめ、2008年より「松例祭」の羽黒権現役である所司前をつとめる。
出羽三山神社責任役員理事、出羽三山祝部総代、NPO法人公益のふるさと創り鶴岡理事。出羽三山や全国の修験の山でも山伏修行を実施。全国各地で山伏の知恵を活かすべく生き方のトーク活動を「羽黒山伏の辻説法」として展開している。
担当より一言
星野さんの言葉は、頭ではなく体に入ってくる。力のあるいい言葉に触れると、魂が元気づけられる。シンプルだけど素敵な本です!