本書の内容
誰でもできる!なぞるだけで心が澄みわたる!
- 写仏とは仏像を描いた絵を模写する修行のひとつです。平等院の阿弥陀如来、法隆寺の救世観音、東大寺の広目天など、日本の名仏像50体が一冊に。仏像をペンでなぞるひとときが、心の平安をもたらします。
目 次
◆十一面観音 渡岸寺観音堂 【国宝】 |
ピアスをした端正な顔だちのしなやかな仏像 |
◆弥勒菩薩 中宮寺 【国宝】 |
かつては如意輪観音として拝まれた美仏像 |
◆帝釈天 東寺 【国宝】 |
憂いを帯びた凛々しい顔立ちが人気 |
◆迷企羅大将(十二神将) 新薬師寺 【国宝】 |
怒髪天を衝く、すさまじい怒りの表情 |
◆阿弥陀如来 平等院 【国宝】 |
「仏像の典型」とされた定朝作の唯一の仏像 |
◆如意輪観音 観心寺 【国宝】 |
日本でいちばん美しい如意輪観音といわれる |
――など全50点の名仏像 |
著者プロフィール
瓜生中
(うりゅう・なか)
1954年、東京に生まれる。早稲田大学大学院修了(東洋哲学専攻)。仏教・インド思想関係を研究。著書には『仏像がよくわかる本』(PHP文庫)、『よくわかるお経読本』(角川ソフィア文庫)などがある。
ローナ・グバ
1959年、フィリピン東部のビコル地方に生まれる。フィリピン、サイパンを経て、1989年来日。アートディレクター。
担当より一言
細かい線の仏像は105分で描けました。細かいことでかえって集中でき、だんだんハマっていって忘我の境地に。美しい仏画に仕上がり、達成感もかなりあります!